横岳・硫黄岳方面へ

御来光を期待していたが、朝起きてみれば、ガスがかかっていた。 それどころか外は濡れているようで、早出する人は雨具をつけている。 ガッカリの天気だったが、朝食後、出発するときには雨も降っておらず、予定どおり横岳、硫黄岳方面へ向かうことにした。 まずは赤岳からの下りとなるが、赤岳展望荘の方から登ってくる人も多く、すれ違いに時間がかかった。 トウヤクリンドウやウメバチソウなど秋めいた花をあちらこちらで見ながら横岳へ向かう。
横岳

横岳

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久々の八ヶ岳

北八ツにはちょこちょこ行っていたが、南八ツには長いこと行っていなかった。 そこで、久しぶりに南八ツに行くことにした。 今年の夏は安定した晴天が続いて良かったという。それにもかかわらず、完全に行きそびれてしまった。このままではどこにも行かないまま夏が終わってしまう・・・ 週間予報を見ると、今回もいまいちパッとしないが、それでも土・日はまずまずの天気という感じだったので、とりあえずお手頃な山に行ってみることにした。 南八ツは十数年ぶりということで、写真に撮った景色を除けば、ほとんど記憶も薄れてしまっている。それで、前回同様のコースを考えていった。 美濃戸口から行者小屋まで予想以上に長くかかった。うんざりするほど歩かされた感じ。やっとたどり着いた行者小屋で休憩として昼食をとった。くもっていたので、ちょっと肌寒い。 阿弥陀岳に登るつもりだったが、くもっていて何も見えないので、阿弥陀岳はやめにして文三郎尾根を登ることにした。 文三郎尾根は急な登山道でクサリやハシゴも多かった。 急登が終わり、歩きやすい道になると、雲も少し晴れてちょっと展望が開けた。
文三郎尾根から行者小屋を見下ろす

文三郎尾根から行者小屋を見下ろす

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久々の沢歩き

憑きに見放されたか、夏山に行きそびれている。 それでまた丹沢に行くことにした。 花は前回思いの外楽しめたので、花探しはお休み。 やはり夏の丹沢で楽しむといったら沢に行くしかない。 久しぶりに葛葉川本谷に行った。 昨年は一度も沢に入らずに終わったので、かなり久しぶりの沢である。 体が慣れていないから、無理せずにのんびりと遡行していく。 水量は少なめである。 F1は巻いていくのだから、ここで前のグループを追い抜いてしまえばよかったのかもしれないが、待ってしまった。 写真を撮りながら遡行していったので、F5までは後ろからのんびりと行った。
葛葉川本谷F2横向ノ滝

葛葉川本谷F2横向ノ滝

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丹沢のレンゲショウマ再び

連日暑い日が続いているものの、大気が不安定だったりして、遠くの山へ行き損ねている。 そこで今回は真夏の丹沢で花を探すことにした。 昨年2箇所で見つけたレンゲショウマが今年どうなっているか見に行きたい。まだ早いかと思ったが、次いつ行けるかわからないし、とにかく行ってみることにした。 こんな暑い日、本当なら沢を歩きたいところだが、今回は暑さを覚悟で登山道を歩くことにした。目的は花に限定してしまったので、標準レンズは持っていかず、マクロレンズと望遠レンズを持っていった。 それでは・・・ まずはトンボソウ。終わりかけた花が多く、今年は例年より早かったかと思ったが、まだ見頃の花もあったので間に合った。
トンボソウ

トンボソウ

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巻機山

週間予報はずっと晴れとなっているから、夏山登山には絶好のチャンスと思っていた。猛暑はうれしくないが、晴天続きというのは歓迎すべきことである。これなら確実に夏山を楽しむことができると思っていた。 ところが・・・寒気が流れ込むため、山沿いでは局地的に激しい雷雨の可能性があるという。 山の天気予報を注意して見ていたのだが、ちょっとあやしい・・・ 今回は、2泊3日で3つの山を登ろうと計画していた。2日目の山がメインである。しかし、この日は広い範囲で雷雨の可能性があるという。 出発予定の前日、初日の宿をキャンセルした。天気の悪い日に登ってもしかたがない。キャンセル料もかからなかったのだ。 しかし、2日目の宿はキャンセル料がかかってしまう。月曜日の天気もあやしいので悩ましいところだが、とりあえず行ってみることにした。日曜日は午後から出かけていって、山には登らず、近くの宿に泊まるだけとしたのだった。 以前は、夏山といえば北アルプスや南アルプスがメインだったが、ここ数年は東北や上信越方面の山をあちこち登るようになった。標高は低くても高山植物が多い、アルプス以外にもいい山がいっぱいあるので行ってみたいといった理由で、北アルプスよりも優先させてしまったのだが・・・どういうわけか、天気に恵まれなかった。 今年こそ晴れの日に登れると思ったのに、またしてもはずれ!? 雨に降られたり、そうでなくてもガスがかかって何も見えなかったりしたら、今回はレポートなしにしようと思った。 そして、次回からは再びアルプスの小屋泊まり縦走をメインとすることにしよう。 日帰りの山を複数登るよりも、小屋泊まりにして山の上で過ごす方が気持ちが良いし体力的にも楽である。小屋泊まり縦走であれば、朝から歩いて昼過ぎには目的地に到着となるから、午後から大気が不安定になっても影響も少ないだろう。 そんなことを考えながら迎えた当日の朝は晴れていた。これなら大丈夫かもしれない。 六日町駅を6時50分発のバスに乗る。平日ということもあって、乗客は私一人。それでも、前日のうちに登山口にはいった人がけっこういたということで、民宿に泊まって朝から登っているだろうとのことだった。 清水バス停が登山口となっていて、トイレもあった。 マイカーの場合は桜坂の駐車場まで車で入れるが、バス利用の場合は車道を歩かなければならない。ヤマユリの咲く道を登っていく。 大きな駐車場を抜けていくのだが、地図も確認せず林道を歩き続けて、余計なロスをしてしまった。引き返して駐車場を通り抜けていくと、登山道に入る。 井戸尾根はひたすら登りが続く。急坂もあってけっこうきついコースである。 井戸尾根はところどころに標柱があり、最初に気がついたのが三合五勺だった。 五合目はちょっと開けたところで、若い人たちが休憩していた。 暑いので、給水しながらも登っていき、六合目(展望台)でちょっと休憩。割引岳方面が眺められた。
割引岳

六合目から割引岳方面の眺め

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