マザーボード交換

私のパソコンは2007年に買ったものだが、2013年にマザーボードを交換しており、電源ユニットも交換し、DVDドライブはBlu-rayドライブに交換するなど、ほとんど中味は入れ替わっていた。さらにグラフィックボードを入れたり、SSDを導入するなどしてきたが、マザーボードは長らく同じものを使い続けてきた。

最近のカメラはRAWデータの形式が変わったこともあって、RAWデータの現像に時間がかかるようになった。Photoshopでの作業にも時間がかかる。このマザーボードではWindows 11にも対応しないし、そろそろ新しいマザーボードに交換した方がいいと思っていた。
そして、ようやく新しいマザーボードを購入することにした。

6月8日
ネットで注文したマザーボード、CPU、メモリが届くと、さっそくマザーボードの交換作業に取りかかった。
まずは古いマザーボードを取り外すのだが、この作業でけっこう手間取ってしまった。
ようやく取り外すと、新しいマザーボードを取り付け、CPUやメモリも取り付け、電源ケーブルなどを接続していき・・・
なんとかできたと思って、電源を入れてみたが、まったく動作しない・・・
よく見たら、電源コネクターは2つあるのに1つしか接続していなかった。
もう1つの電源ケーブルを接続したが、今度はエラーを知らせるビープ音が鳴る。
マニュアルを見ながら、ケーブルの接続を1つずつ確認していって、なんとかビープ音もせず、次はBIOSの設定というところまで来た。

ところで、マザーボードを買う時点で一つ見落としていたことがあった。
これまで使っていたキーボードはPS/2ポートに接続していたのだが、最近のマザーボードにはPS/2ポートがなかったのだった。
そこで、翌日、PS/2キーボードをUSB接続するための変換アダプターを買うことにした。

6月9日
キーボードを接続して、電源を入れると、無事起動。
BIOS設定を簡単に終了して、Windowsを起動させる。
ハードウェアがすっかり入れ替わってしまったので、Windowsの再認証が必要である。
ところが、サーバー側の問題なのか、数分後に再度アクセスしろというメッセージが出て認証できず。何度も繰り返したが変わらず、困った・・・
と思ったが、しばらくしたらあっさり認証できた。
これで、マザーボード交換に伴う作業は終了した。

SSDやHDDはこれまで使っていたものをそのまま使うので、Windowsも各種アプリも再インストールの必要はない。この点はパソコンをまるごと買い替えるのと違って、手間いらずでよい。

今回のマザーボード交換に伴い、CPUは第3世代のCore i5から第11世代のCore i5に変わり、メモリは32GBに増やした。
ちなみに、マザーボード、CPU、メモリの3点で46,352円だった。

最近の写真については、パソコンでの処理に時間がかかるので、多くの写真が現像されずに放置されていたが、これで快適に作業できるだろう。

というわけで、さっそく現像した写真を一枚。

アカバナヒメイワカガミ
アカバナヒメイワカガミ

復旧天使 Lite

昨年の秋、SSD導入の際に誤って写真データ保存用に使用していたHDDを初期化(一部上書き)してしまった。「DiskDigger」というソフトを使ってかなりのデータを復旧したが、このソフトでは対応していないデータ形式があった。しかし、他に対応しているソフトがあり、実際に復旧可能なことを確認していた。ただ、無料で復旧できるデータの量には制限があり、すべてのファイルを復旧するには、有料版を買わなければならないので、とりあえず保留していた。

今回、無料で良いソフトがあるという情報を見つけたので、試してみることにした。「復旧天使 Lite」というソフトで、DiskDiggerで対応していなかったキヤノンのCR3形式のRAWデータも復旧することができた。DiskDiggerよりも短時間でスキャンできたのもよい。1TBのHDDを3時間ほどでスキャンできた。(その後、必要なデータを復旧するのに、さらに数時間かかったが。)個人ユーザーの使用目的の範囲であれば、無料で使用できるというのがありがたい。
CR2形式のファイルは日付と時間がファイル名になっているので整理しやすいのだが、CR3形式のファイルについてはそのようにはならず、ファイル名を見てもいつのデータかわからないから、整理するのがたいへんである。手間はかかるが、一つずつ整理していくことにしよう。

なお、CRW形式のRAWデータは対応していなかったので、これについては、また別のソフトを試してみよう。バックアップを取っていたDVD-Rが読めれば、その必要もないのだが、読めなくなったDVD-Rが何枚もあるので、HDDからの復旧を考えざるを得ない。

スズムシソウ
スズムシソウ

かすみの除去

8月3日~8月5日の北アルプスはまずまずの天気ではあったが、霞んでいたので写真的にはいまいちだった。
しかし、Photoshopで現像する場合、かすみの除去を行うと、実際よりも鮮やかに現像することができるようである。

というわけで、実際に試してみた。
まずは、CanonのDigital Photo Professionalで現像した写真。
晴れていたし、眺めはまずまずよかったのだが、ちょっと霞んでいた。

DPPで現像
DPPで現像

次にPhotoshopでかすみの除去をして現像してみると・・・

Photoshopでかすみの除去をして現像
Photoshopでかすみの除去をして現像

不自然にならない程度にかすみを除去したら、随分と鮮やかな写真に仕上がった。
実際にこれぐらいきれいに見えていたらよかったのだが・・・


グラフィックボード

ゲームはやらないからグラフィックボードなどいらないと思っていた。
しかし、Photoshopを使っていて、処理に時間がかかるのが気になった。
ネットで調べてみると、6年前に買ったマザーボードのオンボードグラフィックは性能がよくないので、グラフィックボードを買うことにより改善するらしい。
そこで、安価なグラフィックボードを買うことにした。
NVIDIAの ロークラスモデルであるGeForce GT 1030を搭載したグラフィックボードだが、Photoshopは目に見えて快適に動くようになった。
こんなに違うとわかっていたら、もっと早く導入していたものを・・・


Excel落ちた

昨日のこと、Excelを起動してファイルを開くと、そこで固まってしまい、しばらくすると強制終了してしまった。何度やってもダメ。突然Excelを使えなくなってしまった。
Windowsを再起動しても変わらなかったので、ネットで検索してみた。同様の現象が発生していればネットに情報があるだろうと思ったのだが、はたして、あっさりと問題がわかった。
Windows Updateの更新プログラム「KB4461627」に問題があるようで、これをアンインストールすればいいということだった。
そして、アンインストールしたら、あっさり問題解決した。

まったく余計なことしてくれるよ、マイクロソフト。

なお、KB4461627はExcel 2010向けのアップデートである。