新茅ノ沢は新茅橋の手前、道路が右にカーブするところで林道から沢に下りる明瞭な踏み跡がある。
新茅橋をくぐるとすぐに3mの小滝。このあたり、薄暗くて不気味な雰囲気が漂う。
小滝の向こう、落ち葉の積もった斜面がF1の巻道である。
小滝を登ると、沢が左に曲がり、F1(7m)となる。巻道は右。
F1の巻道から見下ろす。向こうに新茅橋も見える。
F1を越えると、すぐにF2・F3と続いているのが見える。
F2(7m)の巻道は右。F2・F3と一緒に巻くことができるが、F2だけ巻いてF2の落ち口に立つこともできる。続くF3は左から簡単に越えられる。
F3を越えると、すぐにF4(4m)。巻道は右。
F4を越えて少し行くと、新茅ノ沢最大のF5(12m)の大棚が現れる。
巻道は左。落ち口へトラバースするより、植林帯まで大高巻きするほうが登りやすい。
F5大棚(上は2009年4月、下は2004年7月撮影)
大棚の近くまで行って見上げてみる。
F5の上は小滝とナメがしばらく続く。
F6からまた滝が続く。F6の上にF7が見えている。
F7。このあたり簡単に越えられる。
F8のプレートがある場所には小滝があるのみ。Fナンバーをつけるほどの滝はない。
F9(7m)は左から簡単に巻ける。
F9の先で石積堰堤をいくつか越えると、水は涸れて伏流となる。
伏流区間をしばらく歩いていくと、やがて再び水流が現れ、F10(4m)が現れる。
F10は傾斜もゆるく簡単に越えられる。
F10の上で二俣になる。本流は左で段々になって水が落ちている。右はガレたルンゼ。
まだまだ続く滝を登っていく。
5m滝を越えていくと、さすがに水も涸れる。
そして、その先に行く手を阻むようにCS涸滝が現れる。
CS涸滝は、右から巻いて登る。
その上は、ルンゼ状になる。両岸が岩壁になり、その間をひたすら登る。
ルンゼが開けると、右手に赤テープが見つかる。そちらに行けば、烏尾尾根の登山道である。
沢筋を忠実に登り続けると、傾斜もきつくなるが、烏尾山の山頂まで登ることができる。
レポート
- 2004/07/24 新茅ノ沢
- 2009/04/05 新茅ノ沢再訪
- 2010/09/11 新茅ノ沢でダブルヘッダー?