まずはF1(ここにたどり着くまでけっこう歩くのだが)
左にクサリが設置されている。
F1を登ると、右からセドノ沢が合わさる。左の本谷はすぐにF2。
この滝も左にクサリが設置されている。
水しぶきを浴びながらクサリを伝って簡単に登れたのだが、いつの間にかクサリが途中で切れてしまったようで、ちょっと登りづらくなったようである。かわりにロープが設置された。(いつまで使えることか?)
本谷はF3からが核心部
奥に見えるのがF3。
手前の小滝(右にクサリがある)を登るとゴルジュになる。
左の岩窪のクサリを登って、落ち口へトラバース。足場がよくないので、緊張する。事故も多いところらしい。ここのクサリも切れていたので注意。
F3を登ると、すぐにF4。(写真なし)
問題なく登ると、続いてF5。下段は簡単。
上段8mは右の岩にクサリが設置されているが、これも切れて使えなくなった。左手前の小沢を登って書策新道に出るか、右から巻く。
F5の上で書策新道が横切っている。(F5からF6までしばらくはゴーロが続く。)
沢が右に折れると、左から涸れ沢の沖ノ源治郎沢が合わさる。そして、再び左に折れるところで、右から木ノ又大日沢が合わさる。
左に折れるとすぐにF6。
左手前に巻道がある。直登する場合は、右の大岩にロープがぶら下がっている。
F7は特に問題なし。写真もなし。
崩壊が進むF8
2001年に大崩壊して滝の形が変わってしまった。崩壊の激しいところなので、今後もさらに崩壊していくものと思われる。
巻道は右の第二ルンゼを登っていく。
巻道の上部にはロープも設置されているが、一部切れかかっているところもあるので注意。第一ルンゼを横断していくあたりがちょっと注意か。そのあとF8上に下りていく巻道も明瞭で問題なし。
最後はF9。
F9は右に巻道。
F9の上、すでに崩れた石積堰堤のあたりで水が涸れる。
その上は広大なガレ場。ガレ場を登って、きつくなってきたところで左の尾根に取り付けば、まもなく踏み跡も見つかり、踏み跡をたどっていけば、表尾根、塔ノ岳直下の登山道に出る。
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