三頭山

三頭山にはかつて2度訪れているが、いずれも長谷川恒男カップで通っただけで、夜間のため景色を眺めたことなどなかった。
けっこう行きにくい山かと思っていたが、都民の森までバスで入ってしまえば、案外お手軽に登れる山と知って、行ってみることにした。

都民の森行きのバスは平日とはいえ混んでいた。五日市駅から1時間、満員のバスに乗っていった。

都民の森からスタート。
このあたりはけっこう紅葉している。

紅葉
紅葉

まずは三頭大滝を見に行った。
橋の上から滝を眺める。

三頭大滝
三頭大滝

朝のうちは青空が広がり、絶好の登山日和と思ったが、登り始めると雲も広がり始めていた。
笹尾根に出たところで、富士山が眺められたが、バックは青空ではなく、ちょっと残念。

富士山
富士山

大沢山からは富士山がよく見えた。

大沢山からの富士
大沢山からの富士

三頭山避難小屋へ下り、登り返していくと、三頭山の西峰に到着。
ここからも富士山が見えた。とはいえ、さほど展望が開けるというわけでもない。
雲取山方面も眺められた。

富士山
富士山
雲取山
雲取山

三頭山の山頂で一番広いのは西峰だが、一番高いのは中央峰である。
というわけで、中央峰に行くが、展望はない。
そのすぐ先に東峰があるので、そのまま歩いていくと、東峰には展望台があり、御前山や大岳山が見えた。

御前山・大岳山
御前山・大岳山

東峰で引き返して、奥多摩へと下ることにした。
鞘口峠から都民の森に下るのが一番早いのだが、帰りのバスも混雑すると思ったのだ。
三頭山から奥多摩湖へ下っていく登山道は歩いている人も少なかった。
前半は気持ちのよい尾根だった。

紅葉・黄葉
紅葉・黄葉

中盤はけっこう急な下り坂になった。
その後、分岐があり、ヌカザス尾根を下ったのだが、これは失敗だった。
麦山の浮橋を渡ろうと思っていたのだが、浮橋は通行止めだったのだ。奥多摩周遊道路に出て車道沿いに歩いていくと、浮橋が渡れないのは見えていたのだが、近くまで行ってしまったため、時間をロスしてしまった。
引き返して、三頭橋を渡り、深山橋を渡っているところで、バスが来るのが見えた。
1分差でバスに乗り損ねたのだった。

今回はまったく憑いていなかった。
(1) 前半、登山道がちょっと下っているところで転んで、右手を擦りむいた。
(2) たまにあることだが、スマートウォッチの画面をタッチしても反応せず、再起動しようと試みたが、うまくいかなかった。(スマートウォッチの操作方法を完全には理解していなかった。)
(3) 浮橋の通行止めを知らず、時間をロスして、わずかの時間差でバスに乗り損ね、帰宅が1時間近く遅れることになった。
(4) 転んだ影響で、レンズフードがずれてしまい、はずれなくなった。(歩いている間は直らなかったが、バスに乗る前になんとか直すことができた。)

都民の森までバスに乗っていけば、三頭山はお手軽に登れる山だった。
今回、富士山は見えたが、バックは青空ではなかった。
すっきり晴れ渡った日にまた行きたいと思った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください