大倉尾根のヒル

昨日、尊仏山荘で聞いた話だが・・・ 最近、大倉尾根でのヤマビルの被害が増えているらしい。 大倉尾根の下の方にいるらしい。 ここ数年、表丹沢でもあちこちでヤマビルが見られるようになっていたのだから、大倉尾根は大丈夫などというはずがなかったのだった。 実際、大倉高原のテント場なども数年前からヤマビルがいたとかいう話も聞いている。 大倉尾根ではヤマビル退治をする人もいないだろうから、だんだん増えてきたのだろう。 なんだか、どんどんヤマビルの生息域が広がっていくようで、嫌なことである。

エニシダ

7月5日、表尾根の新大日直下で、見慣れない黄色い花が咲いていた。 きれいな花だが、どうもこの辺の植生とは違うようである。 で、詳しい方に写真を見せて聞いたところ、エニシダということがわかった。 ヨーロッパ原産の花である。 誰だ~~~? 表尾根にエニシダ植えたのは! エニシダ

コミヤマカタバミ?

春先、低い山でけっこうカントウミヤマカタバミを見かけていた。 そして、先日、同角山稜でまたいっぱい咲いていた・・・と思ったのだが・・・ えっ? コミヤマカタバミ? 今回は写真を撮らなかったのだが、以前撮った写真をよく見て、図鑑と見比べてみると・・・確かに、コミヤマカタバミのような気がする・・・ ミヤマカタバミ、カントウミヤマカタバミ、コミヤマカタバミ・・・いずれも似たような花である。 というわけで、昨年、2007年5月12日に撮った写真をここに掲載してみることにした。 判別できる方いらしたら、教えてください。m(__)m コミヤマカタバミの小葉はカントウミヤマカタバミよりもかどにまるみがあるらしいが、この写真ではわかりにくいだろうか? そして、もう1枚。 脈が淡紅紫色で案外きれいだと思った写真である。 花の基部に黄色い斑が入っているが、これは判断の基準になり得るのか? (魚斎さん見てくれないかな・・・)

思惑どおり?

一時は、土曜日に鍋割山に登って、翌日(犬越路経由で)檜洞丸に登るような話になっていた。 私はともかく、レポーターやスタッフの人たちにはかなりきついのではないかと心配したが、檜洞丸に登らなければ提案と違ってしまうから、登らないわけにはいかないとの回答。 しかし、その後、檜洞丸には登らないことになったという連絡。 随分と振り回されたような気もするが、最終的には私が直接関わることもなくなり、始めに私が意図したような内容に落ち着いたようでもある。 最初、ユニークな活動をしている人など紹介してほしいと言われた。 それで、○○山なら○○さんもいるし、場所的にもちょうどよさそうだと思って薦めていた。 振り回されたようでいて、その実、思惑どおりにいったのかもしれない。 しかし、この天気で撮影はうまくいったのだろうか?

自然相手の台本

(ロケの相談の電話) 土曜日は午後3時に○○山に来てください。 だけど、早まるかもしれないので、2時頃までに来てほしい。 そして、翌日は朝7時に来てほしいと言う。 始発の電車に乗っていったって登れるわけがない。 小屋に泊まらなければ無理に決まってるじゃんね。 それでは、一緒に泊まってくれるかと聞かれたけれど、即答は避けた。まだ企画の概要を知らされていなかったからである。 そして送られてきた台本を見て唖然とした。 自然を相手にして、どうしてこんな台本を作れるのか不思議でならなかった。 登山道を歩いていくと、コイワザクラが咲いているのを見つけるらしい。 (私はその登山道沿いで見たことがないのだが・・・) そして、シロヤシオとトウゴクミツバツツジが咲いている。 (そのあたりの開花時期はもう少し先で、まだ咲いていないだろうに・・・) 私が秘密のスポットを案内するというのもあった。 (そのへんに、そんなスポットがあるなら、教えてほしい・・・) メールや直接会った時に、そういうのが無理だということをはっきり言ったつもりだったが、全然理解してもらえなかったらしい。 そして、自分の都合のいい台本を考えたようなのだが、そうそう都合良くいくわけもない。 それで、抗議というか、率直な意見をメールに書いて送った。 ロケを間近にして、企画どおりに私が動こうとせず、困らせるようなことばかり言って、なんだか自分が悪者になったような気がしてしまう。 そして、ロケは私なしで行うことになったというメールが来た。 ロケは金曜日にも行うということだったから、それなりに撮影できたのかもしれないが、あくまでも土・日がメインの予定であった。 今日は朝から雨で、明日も雨の予報。 やはりこの企画は山の神の祝福を受けられなかったということだろうか? 少なくとも、私に関しては「出るな」ということだったのだろう。