今回はどこへ行くかかなり迷った。
迷った末、今回は泊まりはあきらめて、日帰りの山に行くことにした。
飯盛山は駅から歩いて登れる山で、山頂からの展望が良く、また花も多い山である。
小海線は本数が少ないので、時刻表をよく確認しておく必要がある。
あずさ1号を利用し、清里には9時42分に到着。
9時50分、清里駅からスタート。
登山口までは一般道を歩く。いきなり道を間違えかけたので、地図を確認しながら歩いていった。
10時12分、登山口に到着。
全般的になだらかで歩きやすい登山道である。
樹林帯を登っていくが、やがて高い木が少なくなり、視界が開けてくると山頂が見えた。もう少しである。

11時ちょうど、飯盛山の山頂に到着。
山頂からは360度の展望だが、あいにく八ヶ岳には雲がかかっていた。
南アルプスにも雲がかかり、残念。
奥秩父の方は金峰山などが眺められた。




山頂付近にはコウリンカやカワラナデシコ(エゾカワラナデシコ?)が咲いていた。


飯盛山から大盛山に向かう。
このあたりではコオニユリやマツムシソウが咲いていた。


大盛山にはハクサンフウロに似ているが、もっと濃いピンクの花があった。アサマフウロらしい。また、これとは別に紅紫の濃いスジのある花もあった。カイフウロだろうか?
クガイソウのような花があったが、よくよく見ると違っており、ヤマトラノオだろうか。
このあたりは草原状であり、いろいろな花が咲いていたが、7月にはニッコウキスゲが多いらしい。


大盛山の次は平沢山に向かう。
平沢山は飯盛山よりも標高が少し高く、ちょっと見下ろす感じになる。


平沢山から平沢峠に向かう。
途中、小学生の団体にあった。お手軽なハイキングコースなので、小学生の団体も多いのかもしれない。

12時11分、平沢峠に到着。獅子岩があり八ヶ岳の眺めの良いところだが、今回は八ヶ岳に雲がかかっていたので残念。一般道が通っており、駐車場には観光バスがとまっていた。
平沢峠からは一般道をしばらく歩いて行った。
それから再び登山道に入り、宮司の滝へ向かった。
整備された登山道ではあるが、途中で間違えかけた。林道が通っており、登山道は柵を開けていくのだが、草が多くて気がつかなかったのだ。ヤマレコアプリが予定コースからはずれていると言うので気がついて引き返したのだった。
12時53分、宮司の滝に到着。大きな滝ではないが、よさげな感じの滝である。

その後、一般道に出ると、千ヶ滝が近かったので、よって行くことにした。
千ヶ滝は豪快な滝だったが、滝の下には水遊びの人が大勢いたのだった。

あとは来た道を引き返していって、1時30分、清里駅に到着。
時間に余裕があったので、近くのお店でソフトクリームを買って食べた。
2時2分発の小淵沢行きに乗った。これに乗り遅れると次は3時45分発であり、帰りの時間も遅くなるから、早く帰れてよかった。
清里では特急券を買えなかった。
小淵沢に向かっている途中、スマホを使ってネットで購入できることに気がついたのだが、気がつくのがちょっと遅くて、購入できずに終わった。
小淵沢のホームでなんとかあずさの指定席券を買うことができた。
八王子でホームに下りたら、暑さにビックリ。いきなりもわっとした暑さに包み込まれた。今日はあちこちで40℃超えの猛暑となり八王子でも気温が40℃を超えたのだった。
飯盛山はお手軽に登れる山だが、山頂からの展望が良いので、空気が澄んだ時季にまた行ってみたい。