夏山シーズンが間近に迫り、梅雨明けが待たれる時期である。
梅雨明けしようがしまいが、海の日3連休も近い。
夏山遠征に期待して、今回はお休みしても・・・とも思ったが・・・
天気はいまひとつパッとしないようだが、夏の花を求めて山を歩いてきた。
展望の良いところからはあちらこちらに白いところが見られた。ヤマボウシが満開で真っ白くなっていたのだった。
くもっており、風もあったので、けっこう涼しかったが、花の写真を撮りづらくなる風はうれしくない。
それでも、あちらこちらで写真を撮りながら歩いていった。
一番目を引いたのはシモツケとヤマオダマキで、あちこちで咲いていて、今が見頃だった。
他にはヤハズハハコ、キヌタソウ、ナツノタムラソウなどが見られた。
今回はたいした期待をしていたわけでもなかったし、まさかここでこんな花を見るとも思わなかったのだが、登山道脇にウチョウランが咲いているのを見つけて驚いた。丹沢でウチョウランを見るのは5年ぶりである。前回見たときよりも花の状態がよかった。とはいえ、小さな株で花は二輪つけているだけだった。
盗掘されて、いまや滅多に見られないと言われるが、それでもあちらこちらでチラホラと報告事例があるようである。どうか盗掘されることなく増えていってほしいものである。
ランの仲間をもうひとつ見つけたが、クモキリソウの花はもう終わりだった。
本格的な夏山シーズンを目前に控え、今回はどうしようかと思っていたが、やっぱり行ってよかった。