真夏の花探し

今年の夏は太平洋高気圧の勢力が弱くて夏山遠征もしづらくて困ったものである。丹沢だったら大丈夫だろうということで、今回は丹沢である。 朝から蒸し暑いときは沢に行きたいところだが、今月はまだ一度も丹沢に行っていなかったので、真夏の花を探して歩くことにした。 真夏の丹沢は花も少ないなんて思っていたが、探してみればけっこういろいろな花が咲いていた。あまり馴染みのない花も咲いているものである。
トンボソウ

トンボソウ

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南竜ヶ馬場へ寄り道して

白山では日の出が拝めそうな日は、1時間くらい前に白山比咩神社祈祷殿の太鼓が鳴らされるということだったが、朝の4時、やはり太鼓は鳴らなかった。 天気が良ければ、朝食の前に山頂お池巡りコースを歩きたかったのだが、ガスがかかっていて、しかも稜線では風も強い。それで、朝食後は山頂へ向かわずに下山することにした。 当初の予定では観光新道を下るつもりだったが、山頂に向かわずに下山するなら、時間があまってしまう。それで、昨日と同じ砂防新道を下り、途中で南竜ヶ馬場へ寄り道していくことにした。 登ってくる際に写真を撮っていなかったので、あちこちで花の写真を撮りながら下っていった。
シナノキンバイ

シナノキンバイ

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御前峰はガスの中

ハクサンコザクラ、ハクサンフウロなどハクサンと名の付く花は多い。また、ゴゼンタチバナは御前峰から名付けられたものである。そんなことからもわかるように白山には高山植物が多いので、花の時期に行ってみたいと思っていた。 金沢駅を6時45分発のバスに乗っていった。 別当出合までは2時間以上かかり、途中、トイレ休憩があった。 別当出合に到着したとき、ポツポツと雨が降り始め、最初から雨か・・・と思ったが、歩き始める頃にはやんでいた。とはいえ、いつまた降り出すかわからないので、雨具を着たまま出発した。 吊り橋を渡って、砂防新道を登っていった。室堂への最短コースで水場やトイレもあるので、多くの登山者が利用するコースである。平日とはいえ、多くの登山者が歩いていた。 天気の方はなんとかもっていて、雨具を着ていると暑いだけだったので、途中で脱いだ。 晴れないものの、標高2000mあたりはガスもかかっておらず、下界が眺められたりもした。山頂方面はガスがかかっていたが、晴れてくることを期待して登っていった。 南竜道分岐あたりからは、花も多くなっていった。 黒ボコ岩で観光新道と合わさると、しばらくは木道を歩いて行った。このあたりはすでにガスの中で展望無し。 室堂のお花畑を通って、山頂へ向かう。山頂近くなると風が強くなった。そして、小雨もポツポツ。 御前峰に到着しても何も見えず、風も強いので、白山比咩神社奥宮で写真だけ撮って、室堂へ下った。
白山比咩神社奥宮

白山比咩神社奥宮

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伊吹山

白山へ登るべく金沢へ向かった。 白山登山バスはこの時期一日3本出ているが、いずれも朝であり、金沢で一泊するほかない。 それでは、近くに他に山はないかと思ったら、いい山があった。 伊吹山は山頂近くまでドライブウェイが通っており、簡単に山頂に登れる山である。それでいて、特殊な立地条件から伊吹山にのみ自生する特産種などあり、お花畑を訪れる価値がある。 途中下車する関ヶ原では自動改札を通らないようにと言われていたのに、つい習慣で自動改札を通ってしまったが、切符は回収されることなく手元に戻ってきたので、普通に改札を通ることができた。 11時5分発のバスに乗ったが、乗客少なくガラガラだった。 しかし、標高1260mのスカイテラス駐車場は多くの観光客で賑わっていた。 ポツポツと雨が降ってきたので、雨具を着たが、すぐにやんで、その後もなんとかもっていた。 入山協力金300円を払って出発。多くの高山植物が見られる山だが、観光客もかなりのものである。しっかり協力金を徴収して自然を守っていってほしいものである。 駐車場から西登山道コースを登っていた。登山道というよりは、よく整備された遊歩道である。
クガイソウ

クガイソウ

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