
月別アーカイブ: 2014年9月
秋の花を探しに
秋の花を探しに表尾根を歩いてきた。
そこで見た花なのだが・・・
パッと見でウバユリかと思いつつ近くに寄ってみれば、なんか違う・・・
丹沢でこの手のユリがあっただろうか・・・
やっぱり園芸種かな?
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白い百合
瑞牆山
韮崎駅からは八ヶ岳似ている茅ヶ岳がよく見えた。
それより遠くの高い山には雲がかかっていたので、予定変更して行ってみたくもなったが、地図も持っていなかったので、予定どおり瑞牆山へ向かった。
瑞牆山荘の前から登山道に入る。
富士見平へ登る中程で林道を横切るのだが、林道には団体さんの姿があったし、すぐ近くにあるはずの登山道の入口にも気づかず、林道を進んでしまった。もっとも、この林道からは瑞牆山が眺められるので、行きか帰りのどちらかで歩くつもりではあったのだが。
しかし・・・前回訪れたときは林道から瑞牆山がよく見えたのだが、10年以上が経って、木が育ってしまったのか、もはや林道からはわずかに見える程度だった。
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瑞牆山
植生保護柵
丹沢のあちこちで見られるシカよけの柵。
せっかく自然の中に行って、人工物を見るのは楽しいことではない。
しかし、シカの食害は深刻で、最近は南アルプスでも柵が設置されていたりする。
丹沢に行き始めた頃は今と比べてヤブが多かった。
以前はヤブが多かったと思っていた場所が、いつのまにかすっきりとしてしまっていたりする。すっきりしたと言えば聞こえはいいが、実際にはそんなお気楽な問題ではないようである。急速にヤブが衰退してしまったようである。
柵の中はすごいヤブなのに、外側にはヤブがまったく少ないのを見れば、シカの食害の凄さがよくわかる。
こうした柵の内側で希少植物が見つかっているという話も聞く。確かに、あれだけヤブがあるのだから、珍しい花が咲いていても不思議でない。けっこうシカに食べられてしまう花もあると聞くが、柵の中で復活していたりするのだろう。
そう思うと、シカよけの柵もなんだかありがたく思えてくる。
ヤブがなくなって、登山道があろうがなかろうが、どこでもかまわず歩くたちがいるといったことも聞く。以前のヤブが多かったときには歩く人などなかっただろうに・・・
ヤブが戻れば、そういう人も少なくなるだろうか。
とにもかくにもシカ柵は今後さらに増えていくのだろうが、はたして本来の姿に戻すことができるのだろうか。
電子書籍と新古書店
新古書店が好きでない。
二束三文、ただ同然で買い取って安く売る新古書店はどれだけ本が売れても作家に利益が還元されることはないから作家の敵とも言える。
紙の本は文庫本でもあっという間に増えていって書棚はいっぱいになり、置き場がなくなってしまう。買った本がすべて再読に値するような本であるわけもないから、不用な本を処分するのはいたしかたないことである。しかし、ごみとして捨てるというのは心理的な抵抗もあり、誰かに譲渡するかさもなくば古書店に引き取ってもらうほうがよいと感じられる。
それで、まあ、新古書店に引き取ってもらうこともあるわけだが・・・
どうもお店の雰囲気が好きになれない。
当然のことながら、新古書店はリサイクルなどとは無関係である。商売をしているに過ぎない。そして、新古書店は本をモノとしてしか見ておらず、作家やその作品に対するリスペクトなどはまったく感じられない。
そんなわけで、新古書店が好きになれない。
電子書籍が普及すれば、新古書店は必要なくなる。
電子書籍はけっこう増えてきたものの、まだまだである。
早く電子書籍が普及してほしいものである。