御前峰はガスの中

ハクサンコザクラ、ハクサンフウロなどハクサンと名の付く花は多い。また、ゴゼンタチバナは御前峰から名付けられたものである。そんなことからもわかるように白山には高山植物が多いので、花の時期に行ってみたいと思っていた。 金沢駅を6時45分発のバスに乗っていった。 別当出合までは2時間以上かかり、途中、トイレ休憩があった。 別当出合に到着したとき、ポツポツと雨が降り始め、最初から雨か・・・と思ったが、歩き始める頃にはやんでいた。とはいえ、いつまた降り出すかわからないので、雨具を着たまま出発した。 吊り橋を渡って、砂防新道を登っていった。室堂への最短コースで水場やトイレもあるので、多くの登山者が利用するコースである。平日とはいえ、多くの登山者が歩いていた。 天気の方はなんとかもっていて、雨具を着ていると暑いだけだったので、途中で脱いだ。 晴れないものの、標高2000mあたりはガスもかかっておらず、下界が眺められたりもした。山頂方面はガスがかかっていたが、晴れてくることを期待して登っていった。 南竜道分岐あたりからは、花も多くなっていった。 黒ボコ岩で観光新道と合わさると、しばらくは木道を歩いて行った。このあたりはすでにガスの中で展望無し。 室堂のお花畑を通って、山頂へ向かう。山頂近くなると風が強くなった。そして、小雨もポツポツ。 御前峰に到着しても何も見えず、風も強いので、白山比咩神社奥宮で写真だけ撮って、室堂へ下った。
白山比咩神社奥宮

白山比咩神社奥宮

室堂の宿泊受付は午後1時からとなっていて、長い列ができていたので、その前に昼食にした。昼食を取り、しばらく休憩した後、受付の列に並んだ。 その後、小雨となっており、室堂にやってくる人たちはみな雨に濡れていた。 登ってくる際、花の写真を撮らなかったので、室堂周辺のお花畑で写真を撮ろうと思っていたのだが、雨ではそうもいかない。3時から自然解説員による自然観察会があるということだったが、雨では出ていく気にならなかった。 しかし、その後、雨がやんだので、カメラを持って周辺のお花畑を歩くことにした。 室堂周辺にはクロユリやハクサンコザクラがいっぱい咲いていた。これほどのクロユリの群生は他ではなかなか見られないのではないか?
ハクサンコザクラ

ハクサンコザクラ

クロユリ

クロユリ

ハクサンコザクラ

ハクサンコザクラ

クロユリ

クロユリ(周囲にはコイワカガミも)

ミヤマキンポウゲ

ミヤマキンポウゲ

ヨツバシオガマ

ヨツバシオガマ

イブキトラノオ

イブキトラノオ

ハクサンフウロ

ハクサンフウロ

4時からまた自然観察会を行うということだったので、これに参加した。 昨年花の多かったというコバイケイソウは今年は花が少なかった。
コバイケイソウ

コバイケイソウ


別当出合(9:15)→甚之助避難小屋(10:37)→室堂(11:47)→御前峰(12:24-12:33)→室堂(12:54)

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