ヒメヒオウギズイセン

大倉尾根の登り口に咲いていた鮮やかな朱色の花。 ヒメヒオウギズイセン 昨年も見かけたのだが、名前がわからなかった。 「丹沢に咲く花」には、丹沢で見られる花の多くが掲載されているので、たいがいはこれで用が足りるのだが、この本には載っていない花だった。 それで、今度は「山溪ハンディ図鑑1 野に咲く花」をめくってみたら、あっさり見つかった。 ヒメヒオウギズイセンというらしい。 解説を読むとヨーロッパで作られた園芸植物のようである。 明治中期に渡来し、暖地に野生化しているものも多い。ということで、大倉付近で見かけたのもそのパターンのようである。 もともと自然に生えていたものでないとわかり、ちょっとガッカリ。 どうりで、「丹沢に咲く花」にも載っていなかったわけだ。

二俣~後沢乗越の通行止め

二俣~後沢乗越が通行止めになるという話は、昨年のけっこう早い時期から聞いていたと思う。 一度話は聞いたものの、その後は音沙汰なく、ほとんど忘れ去っていたのだが、昨年の暮れ頃、再度話を聞くことになった。 しかし、3月1日から8月31日まで6か月間というのは、やたらと長い。 作業が終わり次第、通行止めは解除されるということで、早めに解除される可能性も十分あるが、はたしてどうなることか。 通行止めは平日だけだと思っていたら、土・日も通行止め。 トラブルが発生すれば責任を問われることにもなるから、休日も含めて通行止めにしてしまうのだろう。(もっとも、土曜日も作業を行うので、休みは日曜のみだけど。) 以前は、作業をしながらも登山者を通していたとかいうのに・・・ 私がもらった地図では二俣から小丸に上がるコースも通行止めとなっていた。 最初は、二俣~後沢乗越だけでなく、こちらのコースも通行止めにする予定だったらしい。 二俣~小丸のコースは10年以上前に一度歩いただけなのだが、今年は久しぶりに利用することになりそうだ。

青崩隧道通行止め

昨年来、玄倉林道は、青崩隧道さきの洞門の工事のため通行止めになっていたが、今度は隧道そのものの工事のため完全通行止めになってしまった。 隧道内での落石、落盤の危険性が判明したため、安全対策工事が完了するまで完全通行止めということで、3年以上を要する大規模な工事になると予想されるという。 これで、当分、ユーシンや同角山稜などは行きづらい状態が続くことになった。 ユーシン?山神峠のルートも通行止めだから、雨山峠を越えていくしかなさそうである。 詳細は下記のページで http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/asikamiac/ sinrin/doboku/rindou/info/info.htm

「奥野幸道 丹沢資料コレクション」

丹沢自然保護協会発行の「奥野幸道 丹沢資料コレクション」CDが送られてきた。 戦前から丹沢を歩き続け、「ブルーガイドブックス丹沢」「丹沢山塊」などのガイドブックや「丹沢今昔」を執筆された奥野さん。 その奥野さんが丹沢自然保護協会の「丹沢だより」に寄稿した記事や多数の手書きの地図などを収録した丹沢の貴重な資料集である。 とりあえず、ざっと概要を眺めてみたが、貴重な資料で、たいへん参考になりそうです。 詳細は、丹沢自然保護協会のホームページをご覧ください。 http://www.geocities.jp/tanzawasizenhogokyoukai/

丹沢・大山フリーパスB

丹沢・大山フリーパスBは、表丹沢を訪れる際に便利な切符である。 小田急線の本厚木?渋沢間と神奈川中央交通バスの指定区間が乗り降り自由で、2日間有効という切符である。(小田急線内、乗車駅?本厚木・渋沢間までの乗車は1往復1回限り。) Aキップというのもあるが、こちらは大山ケーブルがプラスされるもので、大山ケーブルに乗る場合を除いてBキップを利用することになる。 日帰りでも十分に元を取れるのだが、2日間有効ということで、3月4日、5日は、1枚のフリーパスで2日間利用してしまった。 3月5日はダイヤモンド富士が見られたので、お金をかけずに有意義に過ごすことができたわけである。 丹沢・大山フリーパスについての詳細は、下記のページをご覧ください。 (小田急電鉄) http://www.odakyu.jp/ticket/couponpass/tanzawa.html (神奈川中央交通) http://www.kanachu.co.jp/topics/jikoku/tanzawa.html#oyama