中野サンプラザでUKのファイナル・コンサートが行われた。
今回は2階の最前列の席だった。まずまず見やすい席である。
が・・・2階席はパラパラと人を入れた程度。
優先座席と様々な特典付きのVIPチケットなんてものが用意されたためか、1階席の前のほうにも空席があった。入れようと思えば全員1階席に入れることもできただろう。
クラブチッタならチケット争奪戦となったが、大きなホールではそうはならなかったか。
再結成したとはいえ、新曲などは一切作らず、過去の曲のみだから、新たなファンを獲得するといったこともなかったのだろう。
とはいえ、曲自体はすごく良いから、なんだかもったいない。
今回のツアーのオープニングは「Thirty Years」で静かにスタート。
やはりライブで聴くのはCDで聴くのとはまた違って良い。
「Alaska」の迫力ある重低音はライブでなければ味わえない。
いくつかの曲でEddie Jobsonが演奏するViolinも良かったな~
(set list)
Thirty Years
Nevermore
Carrying No Cross
Alaska
Time to Kill
Night After Night
Keyboard and Violin Solo
Drum Solo
Rendezvous 6:02
Nothing to Lose
In the Dead of Night
By the Light of Day
Presto Vivace and Reprise
Forever Until Sunday
(encore)
Caesar's Palace Blues
The Only Thing She Needs
Carryin No Cross (reprise)
ファイナル・コンサートということで、サプライズを期待したが、特にそういったものはなかった。
しかし、コンサート自体は本当に良かった。これが最後というのは本当に残念である。
「Music」カテゴリーアーカイブ
Paul McCartney 東京公演2015
東京ドームに行ってきた。
開演は午後6時30分となっていたが、午後7時まで待たねばならなかった。
開演5分前、ステージに人の姿が見えると、会場全体で期待が高まっていく。
そして、7時、「Magical Mystery Tour」でコンサートは始まった。
基本的には一昨年の来日公演同様の構成だが、いくつか曲が入れ替わった。
1曲目から変わっていたが、3曲目には「Can't Buy Me Love」を演奏。
また、日によって若干の入れ替えがあって前回は聴けなかった「I've Just Seen a Face」などを聴けたのもよかった。
後半になると次第にお馴染みの曲が多くなっていき、そしていよいよハイライト。
やっぱり「Let It Be」は素晴らしい。
「Live and Let Die」は派手に盛り上がる。
最後は「Hey Jude」を大合唱。
アンコールもたっぷり聴かせてくれる。
前回は聴けなかった「I Saw Her Standing There」、前回も聴いてやっぱりよかった「Yesterday」などがよかった。そして最後のAbbey Road Medleyに感動。
今回も2階席だから、ステージからは遠かったが、3列目だったので前回よりは近かった。
プレミアムライブ
Yes 来日公演2014
TOKYO DOME CITY HALLで行われたYes来日公演を見に行った。今回のツアーではYes全盛期のアルバム「Fragile」と「Close to the Edge」を完全再現するという内容である。もっとも、この2枚のアルバムを制作したときのメンバーは現在2人しかいない。だから、なぜこのメンバーでこの2枚のアルバムを再現するのか? ちょっと疑問もあるのだが・・・
Yesのライブでは「火の鳥」がオープニングに使われることが多いが、今回はちがった。たしかABWHで来日した際に使われていたのと同じ曲である。
ステージにメンバーが現れると、1曲目は「Close to the Edge」から始まった。
今回のツアーもリード・ヴォーカルはJon Davisonである。Jon Andersonとそっくりの声であまり違和感がないが、それでも・・・やっぱり・・・Yesのリード・ヴォーカルはJon Andersonであってほしい。なんだか、トリビュート・バンドのライブのような気がしてしまう。
今年発表された「Heaven & Earth」から2曲演奏した後、後半は「Fragile」全曲を演奏。Rick Wakemanのソロの曲をGeoff Downesが演奏したり、Bill Brufordの「Five Per Cent for Nothing」をこのメンバーで演奏するというのもなんだかおかしな感じもしなくない。「The Fish (Schindleria Praematurus)」のCris Squireはやっぱりよかったな~
アンコールは「The Yes Album」からお馴染みの2曲で締めくくった。
(Set List)
Close the the Edge
And You and I
Siberian Khatru
Believe Again
The Game
Roundabout
Cans and Brahms
We Have Heaven
South Side of the Sky
Five Per Cent for Nothing
Long Distance Runaround
The Fish (Schindleria Praematurus)
Mood for a Day
Heart of the Sunrise
(Encore)
I've Seen All Good People
Starship Trooper
The Endless River
ピンク・フロイドの20年ぶりの新作がリリースされた。国内盤の発売は1週先に延びたようだが、Blu-ray付きの輸入盤を購入した。
新作とはいうものの、今作に収録されているのは20年前の「The Division Bell」のセッションで生まれた楽曲であり、2008年に亡くなったリチャード・ライトも参加している。歌詞付きの曲は最後の1曲のみで、それ以外の曲はすべてインストゥルメンタルである。
このアルバムの評価はちょっと難しい。
普通なら、これまでのアルバムのように売れるような内容ではないとも思うが、20年ぶりの新作であり、これがラスト・アルバムになる。もう、それだけ売れてしまうようである。
イギリスではAMAZON UKの予約枚数新記録を達成したという。