2013年11月8日のU.K.特別公演を収録したBlu-rayが発売になった。この特別公演は私も実際に見に行ったのだが、当日、映像の収録が行われるということで、長らく発売を待っていたものである。
昨年、通販限定でボックスセットが発売になったが、値段はなんと16,000円(消費税別)。通常盤が発売されるらしいから、待っていたのだが、一向に発売されず・・・
もう発売しないのかと思っていたら、今頃になって発売になった。
そんなわけで、Blu-ray+2CDのセットを購入した。
Blu-rayとCDどちらも完全収録である。
当日のライブはファースト・アルバムとセカンド・アルバムを収録順に完全に再現するものだった。
この映像作品では、4人の演奏を間近で撮った映像を見られるのがうれしい。けっこう多くのカメラを使用しているようで、ステージ上から見下ろした映像もあった。
これは素晴らしい~
2011年のライブは完全収録ではなかったし、DVDだから、今回のBlu-rayがあればもういらないか?
と思ったが、2011年のライブでは「Starless」や「One More Red Nightmare」といったKing Crimsonの曲を演奏しており、やっぱりこちらも捨てがたいところがある。
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King Crimson 2015
一度は引退を表明したロバート・フリップが活動再開し、King Crimsonが復活。そして、久々に来日したので、東京公演初日を見に行ってきた。
現在のKing Crimsonのメンバーは7人で、トリプルドラム編成となっているのが大きな特徴である。ステージでは前列にドラムスが3人並ぶのである。
1970年から71年にかけて在籍していたMel Collinsが40数年ぶりに参加。Mel Collinsらとともに21st Century Schizoid Bandに参加していたJakko Jakszyk(オリジナルメンバーMichael Gilesの娘婿)も参加。そういったメンバー構成もあって、1972年の再結成以後ほとんど演奏することのなかった初期の曲を多数演奏した。
1曲目、いきなり「Larks' Tongues in Aspic, Part One」を演奏するとは!(最初から驚き)
そして、ライブで「Epitaph」を聴けたのには、感動!
Confusion will be my epitaph
このフレーズをライブで聴ける日が来ようとは夢にも思わなかったことである。
初期の楽曲を主体に演奏する一方、2000年以降の曲も演奏。ただし、その間はごっそり抜けている。という今回のライブの構成だった。
「The Talking Drum」から「Larks' Tongues in Aspic, Part Two」へとつなぐのは昔から変わらず。
最後は「Starless」で、はぁ~~~よかった~~~
アンコールではファーストアルバムから「The Court of the Crimson King」を演奏。まったく、今回のライブはすごいな~
そして、最後はやっぱり「21st Century Schizoid Man」。これもライブで聴くのは初めてである。
なお、演奏中はもちろん写真撮影は禁止だが、演奏終了後、Tony Levinが合図したら写真を撮っていいよ、ってことで、一応スマホで撮ってきました。ぶれてるけど、まあ、しょうがない。
Roger Waters The Wall
Amazonで注文していたBlu-rayが届いたので、さっそく本編を見た。
The Wallのコンサートはやっぱりすごい。1980~1981年のThe Wall Tourや1990年のベルリンでの大規模なコンサートもすごかったが、2010~2013年のThe Wall Tourはさらいすごいものになっていた。来日公演が実現しなかったのが残念でならない。生で見たかったな・・・
今回買ったのは輸入盤である。国内盤は来年2月の発売で3ヶ月も先になるのだ。輸入盤とはいえ日本語字幕付きなので、問題ないと思って買ったのだが、ボーナス映像に関しては英語のみのようである。
ROGER WATERS THE WALL - YOURS TO OWNROGER WATERS THE WALLYOURS TO OWNPre-order now! THE FILMon Blu-rayon DVD Digital Download Blu-ray Limited Edition THE SOUNDTRACK on CD http://smarturl.it/RWTW_D2C2CD?IQid=fb.rwon 180 gram Triple Vinyl http://smarturl.it/RWTW_D2C3LP?IQid=fb.rwDigital Download http://smarturl.it/RWTW_iTunes?IQid=fb.rw THE SUPER DELUXEThe Ultimate Edition- Information To Be Announced Next Week! Posted by Roger Waters on 2015年10月8日
Dark Sky Island
実りの秋
ここ数年、CDを買う機会は随分と少なくなった。新しいものを追わなくなったから、どんな曲がヒットしているのかも知らない。
しかし、今年は久しぶりに新譜を何枚か買った。
TOTOの9年ぶりのニュー・アルバムがリリースされたのは3月だった。難病を患っていたMike Porcaroが3月に死去してまもなくのことである。今作ではオリジナルメンバーのDavid Hungateが参加したが、来年の来日公演には来ないようで残念。35周年アニヴァーサリー・ツアーでは「Hydra」収録の曲を4曲も演奏しており、行けばよかったと思ったので、次の来日公演は見に行くことにした。(今年のツアーでは「Hydra」収録の曲は演奏していないみたいだけど。)
Duran Duranのニュー・アルバム「Paper Gods」が9月にリリースされた。前作「All You Need Is Now」がなかなかよかったので、今作も買ってしまった。しかし、なんじゃ~、このジャケットは~! かつてのアルバムやビデオにかかわるイラストやら写真が並んでいるが・・・それはともかく、アルバムの内容はなかなか・・・かな
9月には、Pink FloydのDavid Gilmourも9年ぶりのソロ・アルバム「Rattle That Lock」をリリースした。Blu-rayやDVD付きのデラックスバージョンもあるが、スタンダードバージョンを購入。前作同様、派手なところはなく、実に渋いアルバムである。すでにヨーロッパではツアーを行っているが、日本にも来てくれないものだろうか?
今年は久しぶりに新しいCDをいろいろ買ったと思ったら、この秋はさらに気になるCDがリリースされるようで・・・
Def Leppardの7年ぶりのニュー・アルバム「Def Lepard」が今月発売となる。バンド名をそのままタイトルにした新作には期待してしまう。今年の秋には来日公演が行われるのは知っていたが、そうか新作が出ることになっていたのか・・・。親しみやすい曲が多くはずれが少ないバンドだけに新作にも期待である。
ELOが14年ぶりに新作を発表するというニュースにも驚かされた。11月にリリースされる「Alone in the Universe」も買わずにいられない。ELOは昨年、ハイド・パークでコンサートを行っており、最近、ビデオも発売になったのだが、輸入盤を注文したら、まだ届かない。このビデオも早く見たいものである。
Roger Watersは2010年から2013年にかけてThe Wall Tourを行った。The Wallのコンサートでは大規模なステージセットを使ったもので、Pink Floydのときには4都市でしか行われなかった。2010年から始まったRoger Watersのツアーはそれを再現するものだが、デジタル時代にあっては、かつてのコンサートよりもさらにパワーアップしたもので、是非とも見たいと思ったが、来日公演は実現しなかった。今年の9月には映画が一夜限りで世界中で上映されたが、そのサウンドトラックが11月に発売されることになった。Blu-rayやDVDも発売されるはずなので、国内盤の発表も待たれるところ。
今年の秋は新作が続々登場すると思っていたら、さらにうれしいニュースがもたらされた。Enyaの7年ぶりのニューアルバム「Dark Sky Island」は11月20日に世界同時発売ということである。少し前に公式サイトが「COMING SOON」となっていたので、新作の登場が期待されていたのだが、ついに発表になったのだった。