2月21日に発売されたELOの紙ジャケットCDが売れているらしい。
「Out of the Blue」は、3/5付のオリコンのアルバム・チャートで87位(洋楽チャートでは25位)に入ったとか。30年前の洋楽アルバムということを考えれば、すごいことである。
オリジナルLPジャケットを復刻し、ボーナストラックとして未発表曲も収録し、最新カラーブックレットがつくほか、インナー・スリーヴやポスター、さらには宇宙船のペーパークラフトまで再現するという凝りようで、おまけが多すぎてジャケットの中には入らず、CD以外のおまけはジャケットの外に出ているからすごい。
アルバム自体は、2枚組として発表された大作で、ELOの代表作でもあり、どれをとってもいい曲ばかりである。
個人的にELOで一番好きなのは「TIME」である。これはアルバムがリリースされた当時、リアルタイムで聴いていたということもあるかもしれない。
「プロローグ」から「エピローグ」まで全13曲、“無限の時間”をテーマにしたスペース感覚溢れるアルバムで、捨て曲なしのトータル性の高いアルバムである。
近年、テレビ・ドラマのテーマ曲に「Twilight」が使われたらしく、日本ではELOを代表する曲になったらしい。