一年で最も日が短いのが冬至だというのは誰でも知っているが、一年で最も日の入りの時間が早いのがいつだか言い当てられる人は少ないのではないか。
「ランニング登山」(下嶋溪著)に書かれていたが、一年のうちで日の入りが一番早いのは12月6日頃だそうである。そして、11月10日頃と1月1日が大体同じということであり、「秋の日はつるべ落とし」と言うのが、まったく正しいことがわかる。
今の時期、丹沢には多くの登山者が訪れるが、山頂でのんびりしていて、下山中に真っ暗になってしまうというケースも少なくない。
日帰りでもヘッドランプを持参するのは当然だが、やはりこの時期は早め早めの行動が必要である。