河口湖へ行くには高速バスを利用するのが早い。
そう気がついて、いつか行こうと思っていた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、天下茶屋行きのバスは運休していたが、11月7日から土・日に1本のみ運行再開となった。
そんなわけで、とりあえず一度行ってみることにした。
バスは渋滞もなく、9時過ぎに河口湖駅に到着。(なお、帰りのバスを利用する場合は渋滞で遅れることが予想されるとのことだった。)
天下茶屋行きのバスはしばらく待たなければならなかった。ほとんどの人は三ツ峠登山口で降りてしまい、天下茶屋まで行ったのは私一人だった。とはいえ、天下茶屋はけっこう人がいた。
天下茶屋からはなんとか富士山が見えた。雲がかかってきたので、はたしていつまで見られるか・・・
天下茶屋から登山道を登っていく。
ひとしきり登って稜線に出ると、御坂山へ向かう。
ちょっと展望が開けて富士山が見えた。
稜線の木々はすでに葉を落としているので、樹間に富士山を見ながら歩いて行ったが、黒岳方面は雲がかかっていた。下界は晴れていたし、北の方も晴れていたが、進行方向だけは雲がかかっており、しばらくすると富士山も見えなくなった。
黒岳山頂は展望もないが、少し南に下っていくと展望台になっている。お昼時ということもあって、けっこう賑わっていたが、展望のほうは残念だった。
このあとも展望は期待できないので、黒岳から南へのびる尾根を下っていくことにした。整備された登山道ではないようで、急坂でもロープが設置されているだけで、ちょっと歩きにくい箇所もあった。
途中、西側が開けたところがあり、多少の眺めが得られた。
尾根の下の方では、紅葉していた。
やがて登山口に降り立つと、あとは車道を歩いて行ったのだが、このあたりは紅葉が見事だった。
河口湖は紅葉が見頃で、人出も多く、湖畔の道路は渋滞しており、バスで河口湖駅まで行くのにもけっこう時間がかかった。
今回はあっさりと雲がかかってしまい残念だったが、河口湖行きの高速バスはかなり使えるとわかったので、天気のよさそうな日を選んでまた行きたいと思った。