この時期、毎年のように三国山稜を訪れている。 マンネリかとも思ったが、見たい花があるので、今年も三国山稜を訪れることにした。 籠坂峠からハイキングコースをひと登りすると、開けたアザミ平に出る。 まずはここで花を探す。 このあたりは、かつてはアザミやマツムシソウの群落があったらしいが、今はすっかり見られなくなってしまった。 その先、マツムシソウ平で富士山を眺める。朝のうちは雲が広がっていたが、いつしか晴れ間が広がっていたのだった。 ここでも現在マツムシソウは見られない。 植生回復中ということだが、いつかまた復活する日は来るのだろうか? 三国山までのコースで他にもチラホラと花が見られた 三国山から北へ向かう。 三国峠へ下って、鉄砲木ノ頭へ登り返す。 ちょっと雲がかかっていたが、まずまずいい感じに富士山が見えた。 昼食後、来た道を引き返して三国峠に下る。 さすがに三国山に登り返す気はしないので、車道を進んで、三国山の東へ向かう。 途中、車道から丹沢山塊が眺められた。 再び、登山道に入ると、湯船山へ向かう。 そして、湯船山からは世附峠へ向かい、さらに不老山に登ったのだが、さすがに長丁場になり、不老山への登りはきつかった。世附峠から浅瀬方面や駿河小山方面はいまだ通行止めなので、不老山に登るしかないのである。 後半はいまいち見るべきものもなかったので、鉄砲木ノ頭から山中湖へ下ってしまった方がよかったか。 不老山から山市場へ下った。 バスの時間が合わなかったので、宮原入口まで行ってバスに乗った。 やっぱり、山中湖に下ってしまった方が帰りも早かったかもしれない。 とはいえ、予定どおり花を見られたので良しである。

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籠坂峠→三国山→鉄砲木ノ頭→湯船山→不老山→山市場