昨年のGWに予定していたものの、天気がいまいちで行き損ねていた。
今年こそと思っていたら、GWの天気予報は見事に晴れマークが並んでいたので、これは行かない手はない。
前日のムーンライト信州は満席だったが、この日はけっこう空席があったようである。
通勤電車で眠ってしまうことがあっても、ムーンライト信州ではほとんど眠れない。よだれを垂らしても眠れないんだな~これが・・・
松本で隣の席は空いたので、短時間だが、体を横にすることができた。これだけでも、けっこう楽になる。
穂高駅から乗合バスで中房温泉へ。乗合バスの乗客はたいした人数ではなかったが、駐車場にはかなりの車がとまっていた。やっぱり、ゴールデンウィークは登山者が多かった。
おにぎりを食べ、出発の準備をする。
6時20分、中房温泉登山口を出発。
いきなり急登である。北アルプス三大急登とはいえ、大したことないと思っていたのだが、久しぶりに登ってみると、やっぱりけっこう急な登りではないか。
第一ベンチの手前あたりから登山道にも雪がついていたが、まだ大したことはない。
と思ったが、凍結していて滑りやすかったので、第一ベンチを通過してまもなくアイゼンをつけることにした。
樹林帯は展望もなく、単調な登りが続くが、第二ベンチ、第三ベンチと適当な間隔でベンチがあるので、登りの目安になって良い。
登っていくうちに積雪も多くなって、富士見ベンチでは指導標は頭の部分だけ雪の上に出ていた。このあたりから、樹間に真っ白い山が見えてくる。
そして、合戦小屋に到着。ここで荷物を下ろして、雪山モードに切り替える。一枚余計に着込み、サングラスも着用。ピッケル持って登っていく。
中房温泉(6:20)→合戦小屋(8:06-8:13)→燕山荘(9:00-9:06)→燕岳(9:30-10:10)→燕山荘(10:30)
合戦沢の頭への登りがきつい。急斜面をまっすぐ登っていくのだから楽ではない。汗をかかない程度にペースを落としていく。
合戦沢の頭からは眺めが良くなる。正面に燕山荘、右に燕岳、左に大天井岳、槍ヶ岳も見えた。
緩斜面と急斜面を繰り返していく。
森林限界を越えて、冷たい風が吹いていた。
合戦尾根を登り切ると、燕山荘である。
夏道と違って、尾根をまっすぐに登るので、ぐるりと回り込んで燕山荘の玄関に出る。稜線は冷たい風が吹いていて、けっこう寒かった。
すでに雲が出ていて、槍ヶ岳には雲がかかってしまっていた。
ちょっと写真を撮った後、燕岳の山頂に向かう。稜線上では雪が風で吹き飛ばされてしまっているところもあった。
燕岳の山頂で展望を楽しんだ。
槍ヶ岳は雲が取れたりかかったりを繰り返していたので、しばらく山頂に留まって写真を撮っていた。
あっという間に40分経って、燕山荘に引き返す。
しばらくは小屋の前のベンチで休憩。寒いので、もう一枚着ることにした。
そんなことしていると、先ほどまで雲がかかっていた鹿島槍ヶ岳が見えたりした。
時間的にはまだまだ早かったので、下山してしまえば夜行日帰りで帰れたが、せっかくここまで来てそれではもったいない。燕山荘で受付をして、中に入った。
早めの昼食を食べ、その後は部屋の中で過ごした。
午後になると、ガスって、雪も降ってきたということだった。小屋の中にいても寒いので、布団を敷いて寒さをしのいだ。そんなわけで、午後は一歩も外に出なかった。
午後5時から夕食。夕食はなかなかよかった。おかずはみんな同じ物と思っていたら、同じテーブルでも違ったおかずが出ていたのにはちょっと驚いた。
夕食の後は、オーナー赤沼さんのアルペンホルンの演奏があった。
消灯は9時ということだったが、7時半頃には早々と寝てしまった。前夜ほとんど眠れなかったので、あっさりと眠ってしまい、ぐっすりと眠れたのだった。
木の葉さん こんばんは~
GWはやっぱり燕岳に行かれたんですね。
私は唐松岳を予定していましたが、
「山の天気予報」の寒気と強風に恐れをなして諦めてしまいました。(泣)
4日は木の葉さんのお庭をふらついてきましたが、丹沢もけっこう肌寒かったです。
5日はいいお天気だったから良かったですね。
写真、楽しみにしています。
しかし、9時に山荘着!早っ、いかにも木の葉さん。(笑)
晴れマークの並んだ予報見て喜んで行ってしまいました。
sanpoさんも北アルプス行かれたと思っていましたが、残念でしたね。
4日は日中も氷点下に下がっていたようで、部屋の中にいても寒かったですが、5日はポカポカして暖かかったです。