山用ズボン

山歩きの際にはくズボンは大概がジャージである。 登山用のズボンもあるが、普段は圧倒的にジャージが多い。 動きやすいし、濡れても乾きが早いというのが理由である。 沢の中をザブザブ歩いても、その後登山道を歩いて行くと自然と乾いてしまうから、まったく都合が良いのだ。 しかし、山に行くときだけでなく、普段、家にいるときもジャージをはいていることが多いので、当然、すり切れてくるのも早い。 今使っているジャージもかなりすり切れて、丹沢ならともかく、遠出する際はちょっと恥ずかしいかもしれないので、夏山シーズンに備えて、そろそろ新しいのがほしいと思っていた。 で、いつも行くスポーツショップをのぞいて見たのだが、どうもほしいと思うのがなかった。 山に登るときだけでなく、家からの往復もずっとはくものだから、あまり派手でない方がいい。ジャージの上着は普段あまり着ないので、古いのをずっと使い続けているのだが、上下で着たときにあまり色が違うとおかしいから、似たような色のものにしたい。そんなわけで、紺系統の色を探していた。 その後、エスカレーターを下りていく途中、何気なく見ていたら、トレーニングウェアが目に留まった。 アシックスやミズノなどのトレーニングウェアを安売りしていた。 5000円以上するのはやむを得ないと思っていたのだが、そこではなんと2980円の値札がついていた。そして、その下にはさらに「店頭表示価格より30%OFF」のシールが貼ってあった。 結局、2086円のお買い物だった。 吸汗速乾性の素材だから、なんの不満もみあたらない。こんなに安いのなら、2~3着買っておいてもいいかもしれないな。(在庫があればだけど。)

好みの問題?

「またか」と言われそうだが、再度、ゴールデンウィークの写真の登場である。 自分ではよく撮れたと思って、A4判でプリントして飾っているのだが、かなり暗い写真である。 そこで、今回、「Digital Photo Professional」を使わず、「Photoshop CS5」の「Camera RAW 6.1」で現像してみた。 今回は意識的に槍・穂高を明るめに補正してみたところ、前の写真よりも実際の感じに近づいた気がするので、ここで再び載せることにしたのだ。 写真全体を明るく補正すると、空が白っぽくなってしまうので、なるべく空の赤味を残したまま手前の山を明るくするために、Camera RAWの補助光効果を使って補正してみた。 できあがった2つの写真を見比べて、どちらが良いだろう? 今回のやり方がよいかどうかはわからないが、思いの外いい感じに仕上がったようである。 それで、自分ではどちらが良いか判断がつかなくなってしまった。 結局のところ、好みの問題なのかもしれない。 しかし、あなたならどちらが良いと思いますか? (どっちも大差ないかな?) RAWで撮った写真はパソコン上でどのように補正するかによって、できあがった写真はかなり違ったものにもなってしまう。 好みに応じて仕上げられるのがいいところだが、むずかしいところでもある。

今頃の風邪

元来、あまり風邪を引かない質である。 風邪を引いて熱を出すなどということは滅多にない。 しかし、時期外れに風邪を引くことが案外多かったりする。 よくあるのは4月の上旬で、暖かくなってコートを着なくなった頃に喉が痛くなり・・・というパターン。 今回は、暑くなってTシャツ一枚で過ごしていたせいか、風邪を引いてしまった。 最初、喉が痛くなり、今は鼻に来ている。 ときどき鼻水がタラッと落ちるのは困ったものである。 ジュースを飲んでいるとき、洟が出てきた。 今、コップの中に落っこちなかったけ!? てなことになるのである。 ところで、今日、変なメール便が届いた。 高校の第○○期生ということだが、無論知らない人からだった。 開けてみたら、最近政治にまで手を広げてきた某宗教団体の総裁の本が入っていた。(通知文の類は一切なしである。) 勝手にこんな本を送りつけられても迷惑なものだが、はたしてどれほど多くの本がこのように送りつけられたのだろう?

Photoshop CS5で現像

古い写真をPhotoshop CS5で現像し直す作業を進めている。 単なる記録写真はJPEGで保存してRAWデータを削除するのが目的だが、もちろん大事な写真もよりよい形で完成させるべく再度現像し直すのだ。 季節外れの写真だが、これは2005年のお正月に撮った霧氷で、写真では再現できないだろうと思ったキラキラと輝く霧氷をうまく写すことができた(と思った)写真である。 A4判でプリントして飾っていたのだが、どうもバックが暗いと感じていた。 そして、今回、現像し直したのが次の写真である。 レンズ収差補正を行い、周辺光量落ちも補正されたのだが、写真全体も前回よりも明るく仕上げたので、ぱっと見にもかなり良くなったような気がする。 ちょっと鮮やかすぎるような気もするが、今度こそきれいにプリントできた。 同じ写真でもどのように現像し、カラー補正するかによって、できあがった写真は大きく違ってしまう。 自分ではベストな形で完成させたと思った写真も、今となっては「いまいち」と感じる写真も少なくない。今後、少しずつ現像からやり直していきたいものである。

「ウォーターウォーキング」

丹沢には多くの山があり、多くの登山道がある。 時期を変え、場所を変えて、あちこち歩き回れば、いろいろな花が楽しめるし、違った景色も眺められる。 とはいえ、丹沢の全登山道を歩いたとしても、丹沢を知り尽くしたことにはならない。登山道として整備されていないマイナールートを歩いたとしても、同じことだ。 せいぜいが丹沢の魅力の半分を楽しめる程度だろう。 これは以前私が痛感したことでもある。 丹沢は沢を遡行してみて初めてその素晴らしさがわかると言って過言ではない。 しかし、沢登りは危険も伴うものであり、誰でも気軽に楽しめるというものではない。魅力は感じても自分には無理とあきらめている人も多いことだろう。 そんな人にお薦めの本が発売になった。 ウォーターウォーキング―丹沢・奥多摩・奥武蔵・奥秩父・房総・他先日、何気なく本屋で目についた「ウォーターウォーキング」という本である。 これは「沢登り」ではなく、「沢歩き」のガイドブックである。 例えば、水無川本谷に関しては、F1までのガイドである。F1から先は本格的な沢登りとなるので、F1の下までのガイドなのだ。 したがって、すでに本格的な沢登りをしている人にはたいして意味がないかもしれない。 しかし、だからといって侮れないのがこのガイドブックである。 昨年、私が訪れた玄倉川本流の「石崩れ廊下帯」、玄倉林道が通行止めになる前はちょくちょく訪れた玄倉川の檜洞、5年前に遡行したナメが多くてきれいな水ノ木沢などのお薦めの沢が紹介されているし、沖ビリ沢などこれまでほとんど紹介されていないが良さそうな沢も紹介されている。 沢登りをしてみたいが、自分には無理とあきらめている人にお薦めのガイドブックである。 ところで、この本を本屋で見た後、ネットで知り合った人たちのブログにこの本が紹介された。実はこの本に携わった方は、直接の面識はないが、私もホームページを見て参考にさせてもらっていた方だったらしい。 「ウォーターウォーキング」の詳細ページ