Photoshop CS5にアップグレード

最近のデジタルカメラでは、パソコンでレンズ収差補正を行うことができて、周辺光量、歪曲、色収差など自動で補正できるようになってきた。 Canonの場合、Digital Photo Professionalを使用することによりレンズ収差補正ができた。 ただ、DPPも完全ではなく、Canonのデジタル一眼レフでも古い機種は対応していなかった。 Adobe Photoshop CS5 Windows版 (32/64bit)今月バージョンアップしたPhotoshop CS5では、同様の機能が登載され、しかもCanonだけでなく、シグマのレンズにも対応するというものだった。 これまではDPPで現像した後、Photoshopに転送してさらにカラー補正を行っていたが、DPPを使わずにPhotoshop一つで作業できるようになるし、シグマのレンズにも対応ということで、発売されるやすぐさま購入して、バージョンアップした。 しかし、Photoshopの自動レンズ補正に関しては、期待したほどではなかったようだ。 「EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM」の広角17mmで撮影した写真で、レンズ収差補正を行ったら、まったく逆効果になって、使えなかった。 使用状況によって結果は変わるのかもしれないが、期待が大きかっただけに、がっかりしてしまった。 今後、レンズプロファイルが更新されて、改良される可能性はあるが、今のところはまだまだという気がする。 ところで、Photoshop CS5をインストールして困ったことが発生した。 Photoshop CS5をインストールしても、以前のバージョンは自動的には削除されないので、コントロールパネルから古いバージョンをアンインストールしようと思ったら、アンインストールに失敗してしまった。 理由はわからないが、Photoshop CS3のアンインストールは何度試みても、失敗に終わった。 だったら、再インストールしてから削除しようかと思ったのだが、再インストールも失敗に終わった。 OS、使用している他のソフトの影響なども考えられるが、原因はわからない。とにかく、削除したいが削除できずに残ったままである。 けっこう容量の大きなソフトだから、削除してしまいたいのだが、Photoshop CS3関連のフォルダーを削除、レジストリエディターでPhotoshop CS3関連のレジストリを削除といった非常手段をとるしかないのか?

シカ柵の内と外

丹沢のあちこちに設置されたシカよけの柵。 柵の内側と外側で大違いなのには驚かされる。 柵の内側は藪で、外側はすっきりしている。 本来なら藪になっているはずのところが、シカによってすっかり草を食べられてしまっているとすると、すさまじいことである。 昔は平野部に生息していたシカが開発によって山に追われていったことを考えれば、シカばかりを責められないが、そうはいってもシカが増えることによって藪がなくなってしまうとしたら、やっぱり困ったものである。 某登山道の、ちょっと知られた花の咲く場所は、以前は藪にさえぎられて登山道からは花がほとんど見えなかったのに、いつのまにか藪がなくなって登山道からよく見えるようになってしまった。 それで、花が盗られやしないか心配になったものだが、これもシカの影響だったのか。 本来なら藪が多くて歩こうなどと思わないような場所も、藪がなくなれば、登山道がなくてももどこでも歩けるようになってしまった。 それで道のないところでも歩く人が増えたのだろう。 シカが増えたことによる影響は思っていた以上に広範囲に及んでいるようである。 シカによって食べられてしまう野草は多いが、柵の中には希少植物が復活していることがあるらしい。 それで、最近、シカ柵を見ると、近づいて中の様子をみるようになった。 先日、柵の周りをちょっとまわってみたら、ホウチャクソウがいくつも咲いていた。柵の外側には全然ないのにと思ったのだが・・・ 帰りに歩いた林道沿いにも咲いていたし、麓にも普通に咲いており、なんだ、普通に見られる花だったのか・・・

大キレットに沈む夕日

送信者 山の写真
最高の気象条件とは言い難かった。 夕日は見えたが、槍・穂高の上に横たわる雲がもっと小さければよかったのだが・・・ それでも、この写真はお気に入りで、A4判でプリントして飾ることにした。 こういう写真も随分撮りやすくなった。 カメラをもっと上に向けて、空を大きく入れれば失敗は少ないのだが、このように空の部分が少ない構図だと、空が白く飛んでしまいがちである。 実際の見た目では、手前の槍・穂高連峰はこんなに暗くはない。 しかし、カメラで手前の山も夕日も両方ともきれいに写すことはできない。 それで、このような構図だと画面の大半を占める山の部分が見た目どおりに写した場合、空が白く飛んでしまうことになる。 ここでは、夕日を撮るのが目的なので、空が見た目どおりになるよう写すわけで、そうすると、手前の山は暗く写ってしまうことになるわけである。 そんなわけで、この写真は実際に見た夕景とは違うとも言えるが、そのかわりに見た目よりも劇的になったような気もしないでない。 デジタルカメラは撮ってすぐ確認できるから、白飛びしたら、設定を変えて撮ればよいので、うまく撮れる確率が高くなったが、それだけでなく、カメラ自体の性能もますます向上して、きれいに撮れるようになったようである。この夕日を撮る際は、白飛びの失敗もなく、あっさりと撮れてしまったのだった。

Original Asia@渋谷C.C.Lemonホール

オメガAsiaの来日公演を見に行ってきた。 やや左寄りの席だったが、前から2列目で、ステージを間近に見ることができた。私の席の真ん前にはギターのSteve Howeがいて、本当に間近で見ることができた。 オリジナルメンバーで再結成してから2枚目(ライブを除く)のアルバムである「Omega」リリースに伴うツアーということで、「Omega」収録の曲を5曲演奏するなど、再結成後の曲をけっこう多く演奏していたが、もちろん、1980年代のお馴染みの曲もいっぱい演奏して、楽しむことができた。 意外なところでは、Steve Howeが参加しなかった1985年の「Astra」収録の「Go」を演奏した。 以前なら、1曲目から立ち上がらなければならなかったが、今回はアンコールのときを除いてずっと座って聴くことができた。足が痛い今は座っていられて助かった。 コンサートは1時間40分と短めだったが、聴きたい曲は大体聴けたので、十分に楽しむことができた。

腫れが引かない

足の腫れが引かない。 靴を履かずに家でじっとしていれば、休ませることができるが、仕事に行かなければならない以上、そうはいかない。 やわらかいランニング・シューズを履き、ひもを緩めてみたら、昨日よりは楽になった。 とはいうものの、ずっと靴をはき続けていて、ちょいちょいと歩いたりすれば、それなりに負担がかかるのだろう。 夜、家に着く頃には、やはり歩くのもちょっとつらくなってきた。 右足は指の付け根まで腫れぼったいままだ。 今年は5月中旬~下旬を丹沢の花探しの最重点期間に設定していたのだが、腫れが引かないことには話にならない。 靴を履かずにしばらく家でじっとしていれば治るのかもしれないが、毎日、靴を履いて出かけて行っている状況では、そう簡単に治らないのではないかと心配になってしまう。 はたして、こんな調子で、いつかは腫れが引いてくれるのだろうか?