「ウォーターウォーキング」

丹沢には多くの山があり、多くの登山道がある。 時期を変え、場所を変えて、あちこち歩き回れば、いろいろな花が楽しめるし、違った景色も眺められる。 とはいえ、丹沢の全登山道を歩いたとしても、丹沢を知り尽くしたことにはならない。登山道として整備されていないマイナールートを歩いたとしても、同じことだ。 せいぜいが丹沢の魅力の半分を楽しめる程度だろう。 これは以前私が痛感したことでもある。 丹沢は沢を遡行してみて初めてその素晴らしさがわかると言って過言ではない。 しかし、沢登りは危険も伴うものであり、誰でも気軽に楽しめるというものではない。魅力は感じても自分には無理とあきらめている人も多いことだろう。 そんな人にお薦めの本が発売になった。 ウォーターウォーキング―丹沢・奥多摩・奥武蔵・奥秩父・房総・他先日、何気なく本屋で目についた「ウォーターウォーキング」という本である。 これは「沢登り」ではなく、「沢歩き」のガイドブックである。 例えば、水無川本谷に関しては、F1までのガイドである。F1から先は本格的な沢登りとなるので、F1の下までのガイドなのだ。 したがって、すでに本格的な沢登りをしている人にはたいして意味がないかもしれない。 しかし、だからといって侮れないのがこのガイドブックである。 昨年、私が訪れた玄倉川本流の「石崩れ廊下帯」、玄倉林道が通行止めになる前はちょくちょく訪れた玄倉川の檜洞、5年前に遡行したナメが多くてきれいな水ノ木沢などのお薦めの沢が紹介されているし、沖ビリ沢などこれまでほとんど紹介されていないが良さそうな沢も紹介されている。 沢登りをしてみたいが、自分には無理とあきらめている人にお薦めのガイドブックである。 ところで、この本を本屋で見た後、ネットで知り合った人たちのブログにこの本が紹介された。実はこの本に携わった方は、直接の面識はないが、私もホームページを見て参考にさせてもらっていた方だったらしい。 「ウォーターウォーキング」の詳細ページ

「ウォーターウォーキング」」への5件のフィードバック

  1. 木の葉さん、こんばんは。

    先週、書店で見て、うーんどうしようかな
    と、さんざん悩んで結局買いませんでした。

    初心者向けですか。
    私向きでいいですね、今週末さっそく購入して
    今年は沢デビューしたいと思います。

  2. 実は私もまだ立ち読みしただけで、買っていないのですが・・・
    買おうと思っています。

  3. Konohaさん、ご無沙汰です。
    業務連絡です(笑)
    トップページのメールフォームからメールを送りましたが届いていますか?
    ご連絡をお待ちしていま~す。

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