UKが再結成して、4月に来日公演を行うことを知った。
4月15日、16日の2日間、川崎のCLUB CITTA'での公演が予定されている。
とりあえずチケット抽選予約をしておいた。
当たるかどうかわからないが、昨年発売されたU-Z Projectのライブ・アルバムが良かっただけに、行きたいところである。
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Paris Incident
スタジオ録音のアルバム2枚とライブアルバム1枚を出しただけで短命に終わったバンドUK。活動期間が短かった割りに人気があるようだ。
さて、最後に出たライブアルバムはLP1枚だからコンサートの一部しか収録されておらず、不完全な内容だった。しかも、アンコールで演奏した曲が1曲目に収録されているから、まったくわけのわからない編集である。
3人編成だったこの時期のライブとしては、コレクター向けのCD(Bootleg)で「Parisian Rendezvous」というタイトルが有名だった。1979年のパリでのライブを収録したCDである。
この時期のライブとしては音も良く、同内容のCDが他の業者からもいくつか発売されていたと思う。
しかし、このCDはヒスノイズがけっこう多かった。現在のデジタル化した音声と違い、昔のカセットテープの時代、「サー」というヒスノイズは宿命とも言えた。ダビングすれば、確実にヒスノイズは増えて、音質は劣化する。
「Parisian Rendezvous」はかなりジェネレーションを経たテープをCD化したものだったようである。
それで、いつかマスターテープが出てきて、CD化されないかと待っていた。
そして、ついにマスタークオリティーのCDが登場した。
明らかに以前のCDよりも音が良くヒスノイズも少ない。
Bootlegというと、昔は聴くに堪えないような劣悪な音のものも少なくなかったが、最近は音の良いものが随分多く出回るようになったようである。デジタル化やインターネットの普及によって時代が変わったということか?
Union Live
バンド結成からすでに40年以上たったが、いまだに活動を続けているYes。
メンバーの出入りも激しく、同じ人が何度も脱退、再加入していたりするが、Yesの歴史において最も大所帯だったのが1991年にリリースされたアルバム「Union」の時期である。8人編成で、ギター、キーボード、ドラムスが2人ずついたのだった。
もっとも、「Union」において8人で演奏している曲は1曲もなく、実際は2つのバンドの曲を無理やり合わせて1枚のアルバムとして発売したようなものだった。
そんなわけで、このアルバム自体の評判はあまりよくなかったが、この8人で行われたツアーは素晴らしいものだった。
1992年に来日した際は、いい席ではなかったが、代々木オリンピックプールと日本武道館に見に行った。
オールスター夢の共演。
しかし、こんな大所帯で長続きするはずもなく、次のアルバムが出たときには、あっさりと80年代の5人編成に戻っていた。
8人編成時のライブは、以前、DVDが発売されたが、収録されていたのは120分で不完全なものだった。二部構成のコンサートは正味で2時間半以上に及び、完全収録のものがほしかった。
今年になって、この8人編成のライブが2CD+2DVDのDeluxe Packageで発売になった。
国内盤はまだだが、輸入盤が手に入るだろうと思って、インターネットのサイトをチェックしていたのだが、なぜかどのCDショップのサイトにも出てこない。
それで、発売元のサイトをよく見てみたら、これは店頭での発売はなく、Amazonでも販売しないSpecial Limited Editionとなっていた。
待っていれば、そのうち日本でも発売されるだろうと思ったが、値段も高くはなかったので、ポチッとクリックしたのが1月下旬のことだった。
そして、今日、商品が届いた。
2CD+2DVDの豪華盤ということで、完全収録だろうと思っていたら、違っていた。
以前、日本で発売されていたDVDと同内容だった。2枚のCDは同内容の音声のみを収録したものである。
よく確認してから買えばいいのに、バカである。
せめてCDだけでも完全収録だったらよかったのに。
しかし、まったく無駄な買い物でもなかった。
2枚目のDVDはBootleg Videosで、1991年の2つの公演をそれぞれ完全収録しているようである。Bootlegなのでクオリティの点では本編に劣るだろうが、それなりに楽しめるだろう・・・と思う。
音楽CD業界の不況
いつも利用していたCDショップが閉店することになった。
けっこう大きなお店だったが、ネットでの音楽配信が普及し、音楽CDが売れなくなったというのは思っていた以上だったようである。
以前は他にもCDショップがいくつかあったが、いつのまにか閉店しており、気がついたら近くにCDショップが見当たらない。
こうなると、今後は通勤先の駅周辺のお店で買うか、インターネットで買うしかない。
ところで、そのお店では、閉店セールでCDやDVDが30%引きとなっていた。平積みしているような新譜は除外されているが、大半が30%引きだから安い。
年明けにはもっと安くするようだが、それまでほしいCDが残っている保証はないから、ほしいのがあったら早めに買っておいたほうがよさそうである。
FUTURE KISS
正直なところ前作は好きになれず、あまり聴かなかった。
今回はどうだろう?
少なからず不安もあったものの、発売と同時に購入し、聴き続けてきたが、今回は、はっきりと前作よりも良い。
「I promise」と「sound of rain」の2曲が好きである。「I promise」が大野愛果さんの楽曲で、「sound of rain」が徳永暁人さんの楽曲である。
デビュー当初は、大半が大野愛果さんの楽曲だった。
「Love, Day After Tomorrow」
「Stay by my side」
「Secret of my heart」
「always」
「Time after time~花舞う街で~」
ほか、代表的な曲の多くは大野愛果さんの楽曲である。
シングルでヒットした曲だけでなく、アルバムのみの収録曲も良い曲が多かった。
「The ROSE~melody in the sky~」
「fantasy」
「Tonight, I feel close to you」
「chance for you」
いずれも大野愛果さんの楽曲である。
だから、倉木麻衣といえば大野愛果さんの楽曲がいちばん合っていると思うのだ。
2ndアルバム以降は大野愛果さんと並んで徳永暁人さんの楽曲も多かった。
「Stand Up」
「Feel fine!」
「明日へ架ける橋」
「BE WITH YOU」
など多数あり、大野愛果さんに次いで重要な楽曲提供者となっていた。
しかし、ここ数年、他の人の楽曲が多くなって、大野愛果さんや徳永暁人さんの楽曲は少なくなり、そのため、以前とは違ったタイプの曲が多くなった。
もちろん、良い曲もあったが、全体的にはやはり以前のアルバムのほうが良かったことは否めない。
今回のアルバムでは久しぶりに大野愛果さんの楽曲が増えて、4曲収録されていた。(徳永暁人さんの楽曲は2曲収録。)やっぱり大野愛果さんの楽曲はいいな~
今後も、以前のように大野愛果さんの楽曲が多くなることを期待したい。