9月の半ばを過ぎてもまだ暑い。
それで、今回はモロクボ沢を遡行することにした。
本当は先々週から予定していたのだが、2週続けて不安定な天気で行けず、ようやく今回行くことができたのだった。
まずはF1の大滝。
この滝の写真を撮るならくもりの日の方が良い。晴れた日はコントラストが強すぎて、滝は白く写るが、日陰の部分が黒くなってしまうのだ。

F1の上はF2からF5まで連続して滝が現れるが、F1さえ越えてしまえば特段問題ない。



F4からはその上のF5やさらにその上の堰堤まで見えている。


F5の上の堰堤を越えると、あとはほとんど滝もなく、快適な沢歩きが続く。
滝らしい滝といえば、後半に現れるくの字型の滝ぐらいのものである。

あと問題となるのは詰めだけである。
モロクボ沢ノ頭へ忠実に詰めていけば、案外すっきりと登山道に出るのだが、終盤は二俣が連続して現れる。今回は終盤でちょっと間違えて、ちょっとだけ苦労して登山道に出た。
その後、畦ヶ丸から西沢へ下っていき、本棚と下棚を見物していった。


夏の花は終わり、ハンカイシオガマやシラヒゲソウが咲いていた。

普通に登山道を登っていたら、猛暑でたいへんだっただろうが、沢を登っていったので、涼しくてよかった。