今時のオーディオは?

昔はオーディオを趣味にしている人も多かった。 音楽好きな人は音にもこだわって、アンプ、スピーカー、プレーヤーとそれぞれ好きなメーカーの好きな機種を買っていたものだ。 場所も取るし、そこまでこだわらない場合は、ミニコンポで聴いていただろうか。 最近、オーディオは流行らないようである。 いったい、みんな音楽はどうやって聴いているのだろう? CDプレーヤーを買わなくても、パソコンがあればCDを聴けるようになったので、パソコンで音楽を聴いている人も多いのだろうか? 実は、私もパソコンで音楽を聴くようになって久しい。 CDプレーヤーはもう長いこと使用していない。 USB接続のアンプとパソコンを接続しているので、スピーカーは昔から使用しているステレオ用のスピーカーである。 パソコンのおまけについているようなスピーカーではなく、本格的なスピーカーだから、音質にまったく不満はない。 使用しているアンプは、2003年に購入したヤマハのマルチメディアアンプで、Dolby DigitalやDTSの5.1チャンネルに対応しているほか、シネマDSPによりコンサートホールやライブハウスの音場を再現できるというものである。 USB接続のアンプが増えていくかと思ったが、その後、製造中止になってしまったから、私のように音楽を聴いている人は少ないのだろう。 皆さんはどんな風に音楽を聴いているのでしょう?

Ultimate Zero Tour – Live

アルティメット・ゼロ・ツアー-ライヴ(Ultimate Zero Tour-Live)元UKのエディ・ジョブソンが今年、来日していたことは知っていた。 しかし、店頭でライヴ・アルバムを見つけて、手に取ってみたら驚いた。 なんと、ジョン・ウェットンが参加しているではないか! ジョン・ウェットンは来日メンバーには入っていなかったはずだが・・・ このU-Z Projectでは次々とゲスト・ミュージシャンが入れ替わっているらしい。 今回のライヴ・アルバムは複数公演の寄せ集めで、楽曲によってメンバーが異なっている。ジョン・ウェットンの他にトニー・レヴィン、トレイ・ガン、サイモン・フィリップスなどが参加している。 エディ・ジョブソンとジョン・ウェットンが30年ぶりに共演し、トニー・レヴィンやトレイ・ガンなどクリムゾンの新旧メンバーが参加しているので、このアルバムに収録されている曲はUKの曲とジョン・ウェットン在籍時のキング・クリムゾンの曲が主体となっている。 UKやキング・クリムゾンのファンにはなかなか楽しめそうなアルバムである。

The Wall Tour

Roger WatersのThe Wall Tourが9月に北アメリカでスタートした。 「The Wall」はPink Floydが1979年に発表した2枚組の大作で、1980年~1981年に行われたThe Wall Tourでは、ほとんどアルバム収録どおりに演奏されたが、大がかりな舞台装置を使い、それまでのコンサートの概念を覆すようなすごいものであった。 The Wallのコンサートでは、第1部の途中からステージの前にボール紙でできたレンガを積み上げていき、第1部のラストで高さ11m、幅50mの壁が完成すると、客席からはバンドがまったく見えなくなってしまうというものだった。 第二部ではバンドは壁の裏側で演奏するのだが、Roger Watersがステージの前面に登場したり、David Gilmourが壁のてっぺんでギター・ソロをしたりし、終盤にはバンドが壁の前面に登場した。 そして、クライマックスでは壁が一気に崩されるという大がかりなショーであった。 第1部ではPink Floydのコンサートでお馴染みの円形スクリーンにアニメーションが映されたが、壁が完成された後は、壁一面をスクリーンとして3台の映写機を使用したアニメーションが映写された。 しかし、これだけ大がかりなショーとなっていたため、The Wallのコンサートはロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン、ドルトムントの4都市でしか行われなかった。 今回のThe Wall再現ツアーもまた大がかりなショーを行っているようだが、前回と違い今回は多くの都市を回るようである。 今年の9月~12月まで北アメリカを回り、来年3月~6月にはヨーロッパを回ることになっている。 今のところ来日の予定はないのだが、もしも来日するなら万難を排して見に行きたいものである。なんとか来てくれないかな~~~ なお、Roger Watersは今年の7月に久しぶりにDavid Gilmourと共演したが、今度のThe WallのツアーではDavid Gilmourがゲストで参加して「Comfotably Numb」を演奏するらしい。 いつ、どこのコンサートに出演するのかわからないが、また壁のてっぺんでギターソロを披露するのだろうか。

最前列ゲット

ELPのうちCarl Palmerを除く2人、Keith Emerson & Greg Lakeが10月に来日公演を行う。 7月にはELPとして一日限りの復活ライヴを行ったが、Carl PalmerはAsiaとしても活動しているせいか、今回はトリオではなく、デュオでのツアーである。 今回ゲットした渋谷C.C.Lemonホールのチケットは右端に近い席ではあるが、1階1列目。このツアーでは、ELPの曲だけでなく、The NiceやKing Crimsonの曲も演奏するらしいが、間近で見られるのが楽しみである。

Original Asia@渋谷C.C.Lemonホール

オメガAsiaの来日公演を見に行ってきた。 やや左寄りの席だったが、前から2列目で、ステージを間近に見ることができた。私の席の真ん前にはギターのSteve Howeがいて、本当に間近で見ることができた。 オリジナルメンバーで再結成してから2枚目(ライブを除く)のアルバムである「Omega」リリースに伴うツアーということで、「Omega」収録の曲を5曲演奏するなど、再結成後の曲をけっこう多く演奏していたが、もちろん、1980年代のお馴染みの曲もいっぱい演奏して、楽しむことができた。 意外なところでは、Steve Howeが参加しなかった1985年の「Astra」収録の「Go」を演奏した。 以前なら、1曲目から立ち上がらなければならなかったが、今回はアンコールのときを除いてずっと座って聴くことができた。足が痛い今は座っていられて助かった。 コンサートは1時間40分と短めだったが、聴きたい曲は大体聴けたので、十分に楽しむことができた。