青梅マラソンで久しぶりに仲間に会ったのだが、いつの間にかみんな年を取っていることに気づいてびっくりした。(久しぶりといっても、昨年も会っているのだが。)
私が入った頃はまだ30代で若かった人たちが、今はもう定年まであと何年などと話しているのを聞いて愕然とした。
私がエースと呼ばれるようになってからすでに10年どころか15年ぐらいは経っているのだから当たり前か。
しかし、私もすでにかつての力を失ってしまった。
仲間とは離れていくばかり。
いつしか道を間違えて、こんなところにまで来てしまった。
(もう引き返すこともできない。)
そんな風に考えて、急に寂しくなってしまった。
変わらないようでいて、確実に年老いていく。
もうあの華やかなりし時代は戻ってこない。
もし永遠に生きられるとしても、仲間がいなくなって自分一人になってしまうなら、寂しいだけだ。
いったい誰が永遠の生を望むことだろう?
青梅マラソンのあと、なぜか落ち込んでしまった。
ところで、Queenの「Who Wants to Live Forever」は1986年の「A Kind of Magic」に収録されていて好きな曲の一つである。フレディ・マーキュリーはこのときまだエイズは発症していなかったと思われるが、この時点でこう歌っているのが実に暗示的である。