デジタルカメラのRAW画像ファイルはメーカーによってファイルの形式が異なるため、パソコン上で表示するには専用のソフトが必要になる。
しかし、Canonの場合、Canon RAW Codecを使用することにより、JPEGファイル同様、エクスプローラで縮小画像を見られるし、クリックすればWindowsフォトビューアーで拡大表示することもできた。
ところが、Windows 7にアップグレードしたら、これが無効になって、Photoshopが起ち上がるようになってしまった。RAWデータをプレビューするのにいちいちPhotoshopを起動していたのでは時間がかかってしょうがない。
Canon RAW Codecが早いところWindows 7に対応してほしいものだと思っていたが、Picasaフォトビューアを使えば、RAWデータを簡単に見られることがわかった。RAWデータを開くプログラムをPicasaフォトビューアに変更することにより、エクスプローラでRAWデータをクリックするだけで、素早くプレビューできるようになったのである。
Canon RAW Codecは、WindowsでCanonのRAW画像ファイルの読み込み、表示を可能にするプラグインソフトで、Canonのサイトで配布している。(Windows VistaとWindows XPに対応)
PicasaはGoogleで無償配布している画像管理ソフトであり、Picasaと共にインストールされるフォトビューアはPicasaを起動しなくても画像を表示できる高速で軽量なソフトである。