沼津アルプス+奥沼津アルプス

電車に乗って間もなく、スマートフォンを持っていくのを忘れたことに気がついた。
最近の登山においてはスマホとスマートウォッチは必携品となっている。スマートウォッチはスマホと連携して使うのが前提となっており、GPSのログはスマホのアプリでの操作が必要である。なんたる失敗! 紙の地図は持っていっているから、さほど問題ないとはいえ、時計で地図を確認できるのは便利なので、これが使えないのは痛い。

さて、今回は沼津アルプス再訪である。
沼津アルプスへは沼津駅から歩いて行けるのだが、バスはたいして待つ必要なかったので、今回もバスを利用した。
黒瀬バス停からスタート。
まずは香貫山に登る。
標高193mの香貫山にはあっさりと登ることができた。山頂は展望も利かないが、近くに展望台があるので寄っていく。展望台からの眺めは素晴らしく、愛鷹山の向こうには真っ白くなった富士山が見えた。駿河湾や南アルプスなども眺められた。

香貫山展望台からの富士
香貫山展望台からの富士
南アルプス遠望
南アルプス遠望
沼津アルプス
これから向かう沼津アルプスの眺め

香貫山は公園として整備されており、舗装道路が通っている。一本道というわけでもなく、スマホを忘れたためにさてどの道だろう? などと迷ったりしたのだが、スマートウォッチには地図を転送していたので、スマホがなくても地図は見られるのではないかと気がついた。スマートウォッチでアプリを開いたら地図が表示されるだけでなく、現在地も表示された。時計単独で使う場合、時計のGPSで現在地が表示されることがわかった。GPSのログを記録できないだけで、時計単独でも地図アプリとしては問題なく使えたのだった。

さて、香貫山から一旦下った後、次の横山へ向かう。
一般道から再び登山道に入る。ここからが本格的な沼津アルプスで、いきなり急登となる。標高は低くともロープが設置された登山道である。
横山は展望も開けないので、そのまま先へ進む。
一旦下った後、しばらくはなだらかな道が続くが、徳倉山へはまた急登となる。
徳倉山の山頂では木の間から富士山が見えた。

徳倉山かの富士
徳倉山かの富士

徳倉山から先では富士山が見えなくなるが、ところどころで右手の展望が開けて駿河湾が見えた。

沼津アルプスと駿河湾
沼津アルプスと駿河湾

次の志下山からも駿河湾が眺められた。
鷲頭山の手前の小鷲頭山からは南アルプスが眺められた。

南アルプス
南アルプス

鷲頭山は沼津アルプスの最高峰で標高392mである。山頂は適度な広さがあり、休憩によい場所だが、展望は開けない。
鷲頭山からは東へ向かう。次は大平山である。
大平山の手前でちょっと展望が開けて富士山が見えた。

富士山
富士山

大平山まで行って、昼食にした。
沼津アルプスは大平山までだが、その先も登山道は続いていて、奥アルプスと呼ばれているようである。
奥アルプスもやはりロープが設置された急坂やハシゴが設置されたところもあった。沼津アルプスよりも歩く人は少ないので、登山道も沼津アルプスほど整備されているわけでもない。
しかし、ところどころで展望が開けて富士山が眺められた。

奥沼津アルプスからの富士
奥沼津アルプスからの富士
奥沼津アルプスからの富士
奥沼津アルプスからの富士
葛城山などの眺め
葛城山などの眺め

やがてたどり着いた大嵐山は公園として整備されており、展望台もあって眺めが良かった。

大嵐山からの富士
大嵐山からの富士

大嵐山からさらに東に進み、茶臼山を通って、石堂橋口へ下っていった。
石堂橋は工事していて車両通行止めだったが、歩行者は通してくれたので助かった。

石堂橋からの富士
石堂橋からの富士

石堂橋を渡ったところでも富士山がきれいに見えた。
そして、原木駅まで歩いていった。
沼津アルプスも奥アルプスも標高400mに届かない低山であるが、急な登降が多く、侮れない。今回の累積標高差は1100mを超えていた。


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