新春恒例の箱根駅伝が行われている。
私の母校も毎年出場しているので、もちろん母校を応援している。
しかし、これをずっと見ていようものなら、一日の半分があっさり終わってしまう。
それで、適当なところで自分も練習のため走りに出るので、始めと終わりのほうだけ見ることになる。
ところで、「最初の1kmを3分○秒とまずまずのタイムで・・・」などとアナウンサーが言うのを聞いていると、普通の人は、1km4分台のペースで走る市民ランナーなど、バカみたく思えてしまうだろうな。
1kmあたり4分というペースは市民ランナーにはけっこう速いペースである。
10kmを40分で走るには、それなりに練習していないと無理だし、ハーフマラソンを1時間24分で走ればなかなかなものである。
このペースでフルマラソンを走りきれば、2時間48分47秒でゴールとなるが、こんなタイムで走れる市民ランナーはめったにおらず、よほどの練習をこなさなければ無理である。
ちなみにフルマラソンを3時間以内で走るためには、1kmを4分15秒ペースで走ればよい。
くれぐれも、市民ランナーとトップクラスのランナーを比較しないでほしいものである。