神奈川県の登山自粛要請が解除されたので、さっそく丹沢へ行くことにした。
例年なら、この時期の西丹沢は大勢の登山者で賑わうところだが、今年はさすがに人が少ない。昨日と比べて天気がパッとしないことも影響しているかもしれない。
それはともかく、まず用木沢出合から犬越路に向かうことにした。
昨年の台風の影響で、登山道は荒れているが、なんとか通行できるようにはなっていた。一番の問題箇所は急斜面をロープを頼りに登っていった。
犬越路から先は特段問題なかった。
今年はシロヤシオの花付きがよくないという情報が入っていたので、期待はしていなかったが、やはり花が少なかった。すでに散ってしまったのも多かった。
トウゴクミツバツツジのほうは見頃になっており、けっこう鮮やかな色の花の木もあった。
檜洞丸の山頂ではとりわけ鮮やかなトウゴクミツバツツジが迎えてくれた。
山頂で昼食としたが、ちょっと黒っぽい雲が近づいてきたので、昼食を終えると急いで下山することにした。木道のあたりまで下るとポツポツと雨が落ちてきたので、なおさら急いで下っていった。
シロヤシオもあったが、薄暗くなっていたし、雨が降り始めていたので、楽しむ余裕はなかった。石棚分岐のシロヤシオの大木は毎年多くの花を付けるのだが、今回は少なかったようだ。
ツツジの多い区間を終えると、天気は回復していった。
新型コロナウイルスの終息はいつになるかわからないから、これから先もまったくどうなるかわからない。
しかし、とりあえずだが、久しぶりに山に登って、ツツジを楽しめたのはよかった。