シリーズ完結篇ということで、発売と同時に購入して読んだ。「ミレニアム」の作者スティーグ・ラーソンは三部作が世界的なベストセラーとなったが、第4部の執筆中に死去してしまった。 第4部からは他の作家(ダヴィド・ラーゲルクランツ)によるもので、はたしてどうなるかと心配したが、第4部を読んで、ほとんど違和感なく楽しむことができた。第5部も「なかなか!」のもので、当然、第6部にも期待された。 第6部では、ついにリスベット・サランデルと双子の妹カミラの対決となるのだが・・・ 正直なところ、第4部や第5部ほどすごくはなかった。普通におもしろかったが、期待が大きかっただけに、ちょっと・・・と感じたのは否めない。 ダヴィド・ラーゲルクランツはこれ以上「ミレニアム」を執筆することはないようだが、他の作家が執筆する可能性もあるようだ。とはいえ、ストーリーは完結しているし、これ以上はやってほしくないかな・・・