アルファゲル

アルファゲルというと、走る人なら、アシックスのランニングシューズを思い出すだろう。 アルファゲルは、高所から生卵を落下させても割れないという素材で、アシックスのランニングシューズでは着地時の衝撃を吸収するための素材として使われた。 アルファゲル=ランニングシューズの緩衝材と思っていたが、文具売場に行って、驚いた。 なんと、最近は、シャープペンやボールペンのグリップにも使われているではないか! 触ってみると、すごくやわらかい。 で、長時間使っても指が痛くならないらしい。 う~む、こんな使い方もあったのか~~~

走るなら吸うな・・・

走る人は普通タバコは吸わない。(もちろん、例外はいるが・・・) ただでさえ体に悪いものだから、当たり前とも言えるが、走る人は絶対タバコは吸ってはいけないと言われる。タバコを吸うなら走るなとも。 走る仲間でどこかへ行ったりしても、誰もタバコを吸わないというのはいいことである。 でも、みんなお酒は飲む。 だから・・・ 「タバコなんて千円ぐらいにしてもいいよな」と誰かが言うと、 「そのかわり、お酒を安くしてくれないかな」と言う人がいる。 まあ、勝手な言いぐさだが、笑ってしまう。 長谷川恒男CUPは、山好きなランナーとランナーではない山屋さんが参加する。 以前、私が参加したとき、会場でタバコを吸っているヤツら 人たちがいて、「ああ、普通の大会とは違う」と思ったものである。

トレイルランニング

最近は山を走る人も増えてきた。 マラソンの練習の一環として山を走る人もいるだろうが、練習の場としては丹沢はあまり適していないように思える。 丹沢は階段が多いのだ。 以前、雲取山に行って感じたことだが、あちらは階段がないから、走りやすかった。 標高が高い分、時間はかかるが、走って登るなら、丹沢よりも雲取山のほうがやりやすいのではないか? その他、近場では、高尾山?陣馬山などは浅井えり子さんなども走っていたというし、適度な起伏で走りやすそうである。 また、ちょっと遠くなるが、大菩薩なども快適なコースだった。 それに比べて、丹沢はきつい。標高はあまり高くないが、けっこう険しい山といえるようだ。

給水

レースにおける給水にもやり方というものがある。 慣れない人は、完全に立ち止まって給水するほうがいいが、記録を目指して走っているなら、なるべくペースを落とさず給水したい。 しかし、走りながら給水するのも案外難しかったりする。 普通、給水所ではテーブルの上のコップを取っていくが、中にはボランティアの人が手渡ししてくれることもある。 以前、それを取ろうとして、空振りして、取り損なったことがあった。その時は、近くにいた他のランナーが取って手渡してくれたのだが・・・ 普通はテーブルに置かれたコップを取ることになる。 コップの内側に指を1本入れて、コップを指で挟むようにして取る。 さらに、取ったコップは上の方を指でぎゅっとつかんで折ってしまう。 走りながら手に取ったコップをそのまま口に持っていくと、いっぺんに水が出てきて、こぼしてしまう(そうすると、Tシャツにかかる)こともあるから、飲み口を細く作って飲みやすくするのである。 気象条件によって給水のしかたも変わってくる。 晴れて暑くなりそうなときは、前半からしっかり給水していくし、寒くてほとんど汗もかかないようなときは、少なめでいい。 いずれにしても、のどが渇いてから給水したのでは遅い。 のどが渇く前に少しずつこまめに給水していくべきである。 真夏のレースでもない限り、ごくごくと飲み干すなんてこともない。 たいがいは一口飲むだけ。 このあたりは山を歩く際も同じである。 のどが渇いたからといって、ごくごく飲むのがいいとは思えない。 のどが渇く前にこまめに少しずつ飲むのがいいだろう。 先日、青ヶ岳山荘で休憩後、蛭ヶ岳へ向かう際、水はあるかと聞かれた。 言われて気がついたが、西丹沢自然教室を出発する際、アミノバイタルを飲むために水を飲んだあとは、全然水を飲んでいなかった。 蛭ヶ岳から先も大した量は飲まずに終わった。 もう暑くもないし、汗もあまりかかなかったから、たいして水も必要なかったのだった。

カーボローディング

昨日は、2~3回に分けて書くべきことを一度に書こうとして無理してしまったような気がする。 で、今日はちょっと補足。 フルマラソンを走る際は、2~3日前から炭水化物主体の食事を心がける。炭水化物を多く摂取することによって、体内にグリコーゲンを多く蓄積するのである。 もっと本格的に1週間前からやる人もいる。 1週間前からごはんを食べないようにして炭水化物の摂取を少なくし、水曜日頃に強めの練習をする。それによって、体内に蓄積していたグリコーゲンを一旦枯渇させる。そして、その日の夜から、今度は炭水化物を大量摂取すると、より多くのグリコーゲンが蓄えられるというものである。 体内のグリコーゲンを一旦枯渇させるというのがポイントだが、初めての人がいきなりレース前にこれをやると失敗して逆効果になるおそれもあるから、私はやらなかった。 グリコーゲンが少なくなっている状態で強い練習をすることによって、故障してしまう恐れもあるようだ。 これも35キロの壁を越えるために行うことである。 フルマラソンを走るには、食事にもいろいろ気を使うのである。