Greatest Hits

「Greatest Hits」「Best of ?」「Very Best of ?」などといったタイトルでリリースされるベスト・アルバムは初めて聴くにはヒット曲満載でお手軽に楽しめて良いが、お気に入りのアーティストの場合、単なるヒット曲の寄せ集めとしか思えず、あまりうれしくなかったりする。 ベスト・アルバムの中にも1曲ぐらいオリジナル・アルバム未収録の曲が入っていたりすると、無視できなくなるからやっかいである。その1曲だけのたのめに買わなければならなくなったりするからである。こういうアルバムが一度ならず、二度、三度と出たりすると、怒りをすら覚えることもある。 Greatest Hits: 30th AnniversaryABBAの「Greatest Hits」に収録されている曲はすべて他のCDに収録されているから、あえて買う必要はなかったのだが、2006年にリリースされた30周年記念盤(EU盤、日本未発売)は、紙ジャケットで、しかもオリジナルの北欧向けレコードのジャケットデザインだったため買ってしまったのだった。

紙ジャケの罠

Pink Floyd、ABBA、Yes・・・好きなアーティストのCDは紙ジャケCDに買い替えてしまった。 全部買うのはたいへんだから、好きなアルバムだけ買ったものもある。Deep PurpleとかBilly Joelとか・・・ しかし、代表的なアルバムだけ買おうと思いつつ、結局、全部買ってしまったのもある。Led ZeppelinとかQueenとかELOとか・・・ 紙ジャケCDでなかったら買わなかったであろうCDも少なくない。 紙ジャケCD恐るべしである。 有名どころの多くはすでに紙ジャケ化されており、今後多くの出費を余儀なくされることはないだろうとは思うものの・・・その考えは甘いかもしれない。 本来、LPのジャケット復刻という性格のものだから、80年代までのアルバムが紙ジャケ化の対象となるが、最初からCDで発売され、LPは発売されなかったアルバムまで紙ジャケ化されるケースもあるからである。 また、有名どころの多くは紙ジャケット化されたとはいうものの、いまだ紙ジャケ化されていないものも、まだまだ残っている。その最たるものがビートルズである。ビートルズのオリジナル・アルバムについては、ホワイト・アルバムの30周年記念盤が1998年に紙ジャケCDで発売されただけである。(怪しいロシア盤は除く) 近年、アメリカ編集盤を紙ジャケのボックスセットで発売したりしているが、いつかオリジナル・アルバムもすべて紙ジャケ化されることだろう。 その時、全部買ってしまうか、それとも「サージェント・ペパーズ」と「アビー・ロード」を買って、あとは思いとどまるかわからない。 はたして、いつ出るのだろうか?

Anniversary Edition

リリースから20年とか30年とかを記念して再発売されるアルバムがある。 通常のプラスティックのケースではなく、ボックス仕様だったり、紙ジャケットだったり、デジパックだったり、いろいろだが、ボーナストラックがいっぱいついている場合も少なくない。 The Piper at the Gates of Dawn 昨年発売になったピンク・フロイドのファースト・アルバム「夜明けの口笛吹き」の40周年記念盤は買うかどうか迷い続けているCDである。 40周年記念盤にも2種類あって、2枚組の通常盤のほうは値段も安くお手頃なのだが、問題は3枚組のデラックス盤のほうである。 どうせ買うならデラックス盤がほしいところだが、国内盤はなんと6,500円で、ちょっと高すぎ(-_-;) このアルバム自体はすでに持っているから、レア音源などを除けば目新しいものはない。 だから、どうしてもほしいというものではないが、それでも実物を見てしまうと、やはりほしくなってしまうから困ったものである。 なお、このCDは、輸入国内盤仕様ということで、輸入盤に日本語の解説、歌詞・対訳をつけたものだが、日本語の解説等ついていない輸入盤(EU盤)なら1,000円以上安いようである。(US盤だともっと安いみたい・・・) 今後も、いろいろなアルバムのAnniversary Editionが発売されるだろうが、うれしいことやら怖いことやら・・・

イヤーピース

iPod用に使用しているヘッドホンはカナル型ヘッドホンである。 カナル型とは耳栓タイプのヘッドホンだが、使っていて困ることが一つある。 シリコン製のイヤーピースがついているのだが、これがときどきポロリと取れてしまうのである。 満員電車の中でコロコロ・・・と転げ落ちてしまったこともあった。 ある時は、家に帰って、ふと耳に手をやると、イヤーピースが手元にポロリなんてこともあった。 また、ある時は、電車の中でヘッドホンを出したら、イヤーピースが片方なくなっていたこともあった。キャリングポーチの中にあるはず・・・と思って探したが、見つからなかった。 イヤーピースは、S、M、Lの各2個ずつついていたので、サイズは違うが、予備のイヤーピースをつけることにした。 そして、再び電車の中でキャリングポーチからヘッドホンを取り出したら、なくなったはずのMサイズのイヤーピースがひょっこり出てきたのだった。 何度もなくしかけたが、いまだ1つもなくしていないのが不思議なほどである。

紙ジャケCD

最近、紙ジャケットCDが人気のようである。 近くのCDショップでは紙ジャケットCDに限って、中古買取/販売を開始した。 紙ジャケCDは、プラスティックのケースの代わりに、昔のLPレコードのジャケットをCDサイズに縮小した紙のジャケットに入れたCDである。が、それだけでなく、レコード会社によってはレーベル面のデザインや帯などもアナログレコード発売時のものを再現していたりして、LP時代から聴いていたアルバムだと、それだけで懐かしく、うれしくなる。 無論、レコード会社によって対応はまちまちで、Sonyのように低価格でしかも帯やレーベルまで忠実に再現している場合もあれば、単に紙のジャケットにしただけで、値段も高いというものもある。 紙ジャケは、プラスティックのケースより薄いから、CDキャビネットに多くのCDを収納できるというメリットもある。 以前は、ガラス扉付きの木製キャビネットを買っていたが、次第に置き場所がなくなってしまい、木製キャビネットを買うのはやめにしてしまった。で、入りきらないCDは、テーブルの上に平積みにしていたり、聴かなくなったCDだと空き箱に入れてしまったりということになるのだが、とにかく、すでに収納スペースが不足しているのが現状である。 そんなこともあって、通常のCDから紙ジャケCDに買い替えたりするのだが、紙ジャケCDが発売されると、ついつい余計に買ってしまったりするから、依然としてテーブルの上にはCDが溢れているのだった。