通勤困難者

今朝は本数こそ少ないものの、小田急線も運行しており、なんとか出勤できると思ったのだが、駅に向かって歩いていると、市の防災無線により駅が閉鎖されていることがわかった。 (今日もまた出勤できないのか!?) こんな状態では、いつになったら出勤できるかわかったものではない。 とにかく、もう少し情報を得ようと思って歩いてみた。 その結果、遠回りなルートになったが、なんとか1時間ぐらい遅れて職場にたどり着くことができた。 やれやれ・・・である。 しかし、帰りも簡単にはいかなかった。 小田急線は新宿~相模大野間での運行となっていて、家まで帰れなかった。 運転再開は7時半ということで、タクシーなど使わずに帰れるのがわかっている分、多少は気楽になって、運転再開までマックで時間調整することにしたのだった。 明日以降もまともに通勤できるとは思えず、当分は、こんなことが続くのだろうか?

恐るべき計画停電

5つのグループに分けて停電を実施するというニュースを最初に知ったとき、まあしかたがないこととは思ったが、これほどとは・・・ 小田急線は新宿~経堂以外は運休となった。これでは出勤できないので、自宅待機である。 今日一日だけならたいしたことないが、長期間に渡って計画停電が実施されるとなると深刻な問題となる。いったい、明日以降どうなるのやら・・・? 計画停電に関しては、自分の家がどのグループにあたるのかわかりにくいのも困ったものである。詳細な情報を見ても、自分の住所が2つのグループに記載されていて、そのうちのどちらに該当するのかわからない。 今使っているパソコンにも注意が必要だ。 充電式のノートパソコンなら、いきなり停電になっても問題ないが、ノートパソコンをもっていない私の場合、パソコンを使用中に停電になったら、ハードディスクがクラッシュする恐れがあるので、停電が予定される時間にはパソコンの電源を切っておかなければならないのだ。

その後・・・

けっこう揺れたけど、大した被害はなかった・・・ と思っていたら、実はそうでもなかったようで、土・日も職場に行くことになった。 東京・神奈川の震度は5強~5弱だったようで、建物にも影響が出ていた。 けっこうあちこちの壁面にひび割れがあった。(コンクリートそのものは大丈夫だが、その上を覆ったボードがひび割れていたのである。) また、増築した建物の継ぎ目部分で歪みができていたり・・・ その他、テレビが棚の上から落下していたり、パソコンがテーブルから落下しかけていたがケーブルがつながっていたのでぶら下がっていたり、重たい棚が揺れによって10cmぐらいずれていたり・・・けっこういろいろあった。 自宅の方も震度5弱だったはずだが、いろいろな物が落下しておかしくない私の部屋に特に変化は見られなかった。 うちのあたりは、地盤が軟弱で、大地震が来たら危ないと言われていたのだが、今回は案外被害はなかったようである。

その時・・・

昨日の午後は出張し、会議室で打ち合わせをしていた。 地震に気づいたとき、たいした揺れではなかったので、「地震だ」と思いつつも、普通に座っていた。 しかし、普通の地震と違って、なかなか揺れはおさまらず、長いこと揺れ続け、しかも次第に強い揺れになったので、皆それぞれに荷物を持ってすぐに逃げられる準備を始めた。 揺れが続き、狭い会議室の中にいるよりも外に出た方がよさそうだと、荷物を持って廊下に出て行った。 隣の部屋ではテレビが付けられ、宮城県の方で震度6の大地震が起き、東京では震度4ということだった。 「これで震度4!?」 「だとしたら震度6というのはどんな揺れなんだ!?」 揺れがおさまると、会議室に戻って、またまた話し始めたが、その後も何度も揺れ続け、まるで乗り物に乗っているようだった。 そのうち、外に避難してくださいという放送が流れて、建物の外に避難することになった。 避難訓練以外で実際に建物の外に避難するなど、子どもの頃にけっこう大きな地震があったときに家の外に出たぐらいのものである。 駅前は普段よりも多くの人が外に出ているようだった。 停電により、どこのお店も営業しておらず、みんな外に出されてしまっていたのだった。 鉄道は動いておらず、すでにタクシー待ちの長い列ができていた。 鉄道の復旧の見込みはたっておらず、運転再開がいつになるかわからなかった。 遠回りになるが、バスを乗り継いでいけば・・・という話になって、バスの営業所でルートを聞いて、乗り継いでいこうとしたら、営業所の人にタクシーを待ったほうが早いだろうと言われた。 タクシーを待つ列は長かった。 それでも早めに並べた方で、しばらくして振り返れば、ずっと後まで列はのびていた。 しかし、タクシーはたまにやってくるだけで、列はなかなか前に進まない。 タクシーが1台やってくるたび、「お~~~!」というくらいである。 (どう考えても、12時過ぎまで待ってもタクシーに乗れそうもない人が多かった。後の方の人は朝まで待っても乗れるだろうかと思うほどだった。) 寒い中をじっと立って待っているというのもつらかった。 スターバックスの人がコーヒーを売りに来たので、買おうと思ったら、他の人に先を越されてしまったが、お店をやっている(持ち帰りのみ)ことがわかったので、買いに行った。 そうして、わずかに飲食することができた。 9時過ぎにタクシーに乗ることができた。同じ方面の人と相乗りである。 道路は混んでいたし、家に着いたのは11時過ぎだった。 (タクシーを待たずに最初から歩いていれば、もっと早く帰れただろうが、早めにタクシーの列に並んだからこの時間に帰れたとも言える。)

大学入試のカンニング

試験会場で受験生が携帯電話を操作してカンニングを行ったというニュースには驚かされた。携帯電話を操作する手間やそれに対して短時間に回答がなければ意味がないことなど考えると、単独でカンニングを試みるメリットはなく、自力で考えた方が絶対にいいと思っていた。 学生の頃には、大学入試の補助監督のアルバイトをやったことがあったが、その際もまさかカンニングをする受験生がいるなどとは考えもしなかった。 試験会場が大教室の場合、主任監督員(1人)のほかにけっこう多くの補助監督員がついていたが、小さな教室の場合は主任監督員と補助監督員合わせて2人だけだった。 大教室の場合は、試験時間中、けっこう歩き回ったりもしたが、小さな教室の場合は、狭い通路を歩き回られては気が散るだろうと思って、前のほうから眺めるだけにして、あまりうろうろしなかった。各試験ごとに写真照合をしなければならないので、その際には一人ずつチェックしなければならなかったのだが。 大学に入ってからの試験ではカンニングも増えるのか? と思ったが、実際には大学院生の監督の目も厳しく、見つかれば試験は全科目無効で無期停学になってしまうので、リスクが大きすぎたようだ。(全科目無効になれば、単位ももらえないから、当然留年となる。) 評価の厳しい教授なら、点数が悪ければあっさりと「不可」とされてしまうが、甘い教授なら、何か書きさえすれば「可」はつけてくれたのだから、カンニングする必要もなかったのだろう。 (それでも、何度か、カンニングをした学生を無期停学にしたという掲示を見た記憶がある。)