自転車による事故が増加していることから、携帯電話で話ながらとかヘッドホンで音楽を聴きながら自転車を運転することが禁止になるというニュースをやっていた。
当たり前の話という気がするが、どうやらこんなことをやっている人が案外多いのだろう。
ところで、最近、音楽を聴きながら走る人も増えているらしい。
以前、どこかで、元メダリストが音楽を聴きながら走ることを勧めているような記事も見かけた気がするが、いったい、音楽を聴きながらどんなところを走ろうというのだろう?
絶対自動車が来ないコースを走るならともかく、一般の道路を走るなら、なんだか怖い気がする。自動車が絶対にランナーをよけてくれるとは限らないではないか。
自転車の場合、通行人を轢いてしまうような事故が起きているわけだが、走っていて事故が起きるなら、本人が痛い目に遭うことを意味するから、そんな危険を冒してまで音楽を聴こうという気にはならない。
ランナー自ら自動車、自転車、歩行者に気をつけながら走らなければならないと思うのだが、ヘッドホンで音楽を聴きながらでは車のクラクションに気づかないということだってあり得るから、私には到底できないことである。
そもそも、走っているときまで音楽を聴きたいとは思わない。
ジョギングは誰でも気軽に楽しめるスポーツである。音楽でも聴かなければ走る気にならないなどということもない。
なぜ、音楽を聴きながら走るのだろう?
謎である。