最初のデジタル一眼レフカメラを買ったのは2003年9月のことだった。
2台目に買い替えたのが2006年の12月。
そして、現在使用している3台目を買ったのが2009年12月である。
だいたい3年周期で買い替えてきたので、そろそろ・・・だろうか。
もちろん、3年経ったからというだけの理由で買い替えるつもりはない。
目に見えて進化していなければ買い替えるつもりはない。
震災の影響もあってか、現在使っているカメラはいまだ現行機種となっているので、急いで買い替えようという気にはならなかったものの、新製品が気になるところである。
昨年末、かなり気になる機種が登場した。高感度に強く、ISO6400でも十分に使えるらしい。山では樹林帯に入ったり、日が陰ってしまったりすると、感度を上げざるをえないことが多いが、今使っているカメラの場合、ISO3200ではかなりノイズが出て、画質が低下してしまう。高感度に強いカメラというのは魅力的である。
また、このカメラと共に山で使うのに便利そうなレンズも登場した。
標準ズームにマクロがついたものである。
山へ持って行く荷物はできるだけ少なくしたいものである。特に泊まりで縦走するようなときに交換レンズを持って行ったのでは荷物が増えてしょうがない。
1本のレンズで景色も花も撮れるなら、夏に北アルプスなど遠征する際もたいへん便利である。
というわけで、有力候補が現れたわけだが、だからといって、そう簡単に買い替えるわけにもいかない事情がある。
フルサイズの一眼レフカメラでは、APS-Cサイズ専用のレンズが使えなくなるので、この有力候補を選んだ場合、他のレンズも買い替えを余儀なくされるのである。
そんなわけで、APS-Cサイズの新機種の動向を見ながら、検討したい。