韮崎駅からは八ヶ岳似ている茅ヶ岳がよく見えた。
それより遠くの高い山には雲がかかっていたので、予定変更して行ってみたくもなったが、地図も持っていなかったので、予定どおり瑞牆山へ向かった。
瑞牆山荘の前から登山道に入る。
富士見平へ登る中程で林道を横切るのだが、林道には団体さんの姿があったし、すぐ近くにあるはずの登山道の入口にも気づかず、林道を進んでしまった。もっとも、この林道からは瑞牆山が眺められるので、行きか帰りのどちらかで歩くつもりではあったのだが。
しかし・・・前回訪れたときは林道から瑞牆山がよく見えたのだが、10年以上が経って、木が育ってしまったのか、もはや林道からはわずかに見える程度だった。

瑞牆山
富士見平で金峰山方面との分岐となり、左の瑞牆山へ向かう。富士見平は小屋があり、テント場もあって、ずいぶんとにぎわっていた。
富士見平から山腹をトラバースしていく道を行くと、樹間に瑞牆山が眺められた。

瑞牆山
天鳥川の源流を渡り、歩いていくと、二つに割れた大岩が現れる。桃太郎岩である。この右手の階段を登っていくのだが、これ以降は急登が続く。

桃太郎岩
岩まじりの道をひたすら登っていくと、巨大な岩峰「大ヤスリ岩」が現れる。

大ヤスリ岩
さらに急登が続くが、右に曲がっていくと、もう一息。
クサリやハシゴを越えていくと、唐突に視界が開け、山頂に着いた。
南アルプスなどはまったく見えなかったが、近くの金峰山や茅ヶ岳などはよく見えた。ここしばらくは山頂からの眺めを楽しむこともなかったので、久々の山頂からの眺めだった。

大ヤスリ岩と茅ヶ岳方面の眺め

金峰山
登山者でにぎわう山頂で昼食を食べて、しばらく休憩した後、登ってきた道を引き返していった。
富士見平まで下ったところで、ビール買って休憩。バスの時間までには十分過ぎるほどの余裕があったのだ。
そして、瑞牆山荘に下ると、ソフトクリーム食べながら、のんびりとバスを待った。
瑞牆山荘(10:07)→富士見平(10:35)→瑞牆山(11:35-12:05)→富士見平(13:00-13:08)→瑞牆山荘(13:28)