終盤の争い

レース終盤で知り合いに会ったりすると、熾烈な争いになる。 知らない人に抜かれてもたいして気にならないが、相手が知っている人間だととたんに競争意識が働くことになる。 仲間だからといって簡単に勝ちを譲るなんてことは断じてない! 今回の青梅マラソンでは、中盤で5人ぐらい女子選手に追い抜かれた。その中には、いい走りをしているな?と思う人もいた。 ところが、20km過ぎにはあっさりと抜き返してしまった。 折り返してからの下りでけっこうがんばっていたようだが、ちょっとがんばりすぎたのだろうか? もう二度と会うことはないと思って走っていったのだが、あと1kmのところで、私のすぐ後に迫っていることがわかった。 女子選手には「○○番、がんばれ!」というふうに沿道から声援があがるので、振り返るまでもなく、後半で抜き返した女性が追い上げてきたのがわかったのである。 べつに知り合いでも何でもないが、一度抜き返したのにもう一度抜き返されたりしてはいけないと思って、ペースを上げることにした。 相手方にとってはいやらしい走り方かもしれないが、追い立てられるようにして走って、そのまま逃げ切ったのだった。 ついでに書くと、中盤5人ぐらいの女性に抜かれたが、その後5?6人の女性を追い抜いたので、抜かれっぱなしということはなかった。

第41回青梅マラソン

昨日は青梅マラソンに参加した。 レースはスタートが重要である。 周囲のペースに惑わされて、スタートで飛ばしすぎてしまうというのはよくあることで、以前は私も何度かやってしまったことがあるが、最近はすっかりそういうこともなり、マイペースで走っていけるようになった。 今回もマイペースでスタートしたつもりだったが、1kmごとのポイントで時計をチェックすると、いつものペースよりも遅かった。 そうとわかっても、ペースを上げられない。 しかたないので、そのままのペースで走り、後半調子が上がったらペースを上げることにした。 しかし、折り返してからもペースは上がらなかった。 20km以降は、少しずつ前のランナーを追い抜いていったものの、ペースが上がったわけではなく、前から落ちてくるランナーが増えてきただけのことだった。 結局、最後まで同じようなペースで走ったのだった。 派手なスパートをする余力はなかったが、ラスト1kmでちょっとだけペースを上げることができたから、ほぼ力を出し切るような走り方だったといってよい。 レースにおいては、イーブンペースを心がけて走っているので、ペース配分は正しかったようである。 序盤で、今の力で走りきれるペースを見極めて、とりあえず力を出し切ってゴール。 タイムはパッとしなかったが、悪くても悪いなりの走り方をした。 そんな風に見ることもできる。 ・・・とはいうものの、今回のタイムの悪さにガッカリしたことは否めない。 まあ、最近は、かつての走る仲間(ライバル)たちが、走らなくなり、練習会もなくなってしまったのだからしょうがない。一人で続けるのは、けっこうたいへんなことなのだ。 しかし、私自身、最近はすっかりレースよりも山がメインになってしまったのだから、記録を目指すよりも楽しみながら走るスタイルに変えていく頃合いかもしれない。 ちょっと寂しい考え方かもしれないが、山歩きをメインにしつつ、いつまでも全盛時の走り方を維持できるわけもないのである。

青崩隧道通行止め

昨年来、玄倉林道は、青崩隧道さきの洞門の工事のため通行止めになっていたが、今度は隧道そのものの工事のため完全通行止めになってしまった。 隧道内での落石、落盤の危険性が判明したため、安全対策工事が完了するまで完全通行止めということで、3年以上を要する大規模な工事になると予想されるという。 これで、当分、ユーシンや同角山稜などは行きづらい状態が続くことになった。 ユーシン?山神峠のルートも通行止めだから、雨山峠を越えていくしかなさそうである。 詳細は下記のページで http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/asikamiac/ sinrin/doboku/rindou/info/info.htm