iPod と iTunes は思った以上に使いやすいということを前に書いたが、どんな風に使いやすいかちょっと書いてみる。
(1) iTunesでCDからパソコンに曲を取り込む。
(2) iPodをパソコンに接続すると自動的にiTunesが起動して、これまた自動的にパソコンの内容とiPodを同期する。
デフォルトでは、同期すると、パソコンに取り込んだ曲はiPodに転送され、パソコンで削除された曲はiPodからも削除される。
しかし、iPodから削除してもパソコン上には残しておきたいというのもあるから、チェックマークのある項目だけを同期することにした。
すると、チェックマークをつけた曲のみiPodに転送され、チェックマークをはずした曲はiPodからは削除される。
チェックマークをつけたりはずしたりすることによって、(パソコン上では削除せずに)iPodへの曲の出し入れだけを行うことができる。
iPodへの曲の出し入れがこんなに簡単にできると知らなかったので驚いた。従来のCDからMDへの録音などと違って、CDからの取り込みもiPodへの転送も短時間で済んでしまうし、「時代が変わった」とでも言うしかない。
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クィーン・オブ・ポップ
マドンナの「コンフェッションズ・ツアー・ライヴ(完全版:DVD+CD)」を買ってみた。
DVDは昨年のコンフェッションズ・ツアーのコンサートを完全収録した映像で、CDのほうはそのうちの13曲を収録したものである。
個人的には、もともとマドンナの曲はあまり聴いておらず、初めて買ったCDは一昨年の「Confessions on a dance floor」だったのだが、このアルバムがなかなかよかったものだから、今回のDVD+CDも買ってしまったのである。
“コンフェッションズ・ツアー”は女性アーティストとして、音楽史上最高の興行成績を記録したということだが、なるほどショウ的要素満載のコンサートでたいしたものである。
ショウは4部構成で、マドンナがミラーボールの中から登場して始まる。第2部は、十字架に架けられた姿で登場。そして、第3部ではロックスターに扮し、第4部では会場をディスコと化した。
昨年の東京ドーム公演、招聘元がウドーだったらチケット確保して行っていただろうが、行けなくて残念!
でも、50,000円のSS席は高すぎて手が出なかったから、近くでは見られなかっただろうけど・・・
iPod nano
買っちゃいました♪
8GB の iPod nano は、30GB の iPod と同じ値段だけど、動画を見るつもりはないし、外で音楽を聴くだけだから8GBあれば十分だろう・・・
それに・・・iPodがHDDを使っているのに対して、iPod nanoはフラッシュメモリで、サイズは小さいし、バッテリ駆動時間も最長24時間と長くて良い。
そんなわけで、ちょっと大きめな iPod はあっさり却下して、8GB の iPod nano にしました。
iPodをパソコンに接続するだけで、iPodの楽曲とiTunesのライブラリの楽曲を自動的に同期できたりして、思っていた以上に使いやすくてよさそう。
しかし、極めて簡素な取扱説明書には驚いた。これでもわかるって言えばわかるのだが、初めてだと戸惑う人もいるんじゃないか?
ELOの紙ジャケットCD
2月21日に発売されたELOの紙ジャケットCDが売れているらしい。
「Out of the Blue」は、3/5付のオリコンのアルバム・チャートで87位(洋楽チャートでは25位)に入ったとか。30年前の洋楽アルバムということを考えれば、すごいことである。
オリジナルLPジャケットを復刻し、ボーナストラックとして未発表曲も収録し、最新カラーブックレットがつくほか、インナー・スリーヴやポスター、さらには宇宙船のペーパークラフトまで再現するという凝りようで、おまけが多すぎてジャケットの中には入らず、CD以外のおまけはジャケットの外に出ているからすごい。
アルバム自体は、2枚組として発表された大作で、ELOの代表作でもあり、どれをとってもいい曲ばかりである。
個人的にELOで一番好きなのは「TIME」である。これはアルバムがリリースされた当時、リアルタイムで聴いていたということもあるかもしれない。
「プロローグ」から「エピローグ」まで全13曲、“無限の時間”をテーマにしたスペース感覚溢れるアルバムで、捨て曲なしのトータル性の高いアルバムである。
近年、テレビ・ドラマのテーマ曲に「Twilight」が使われたらしく、日本ではELOを代表する曲になったらしい。
オリジナル・エイジア
東京厚生年金会館にエイジアの来日公演を見に行ってきた。
バンド結成から25年、オリジナルメンバーで再結成して、昨年からワールドツアーを行っていたが、ようやく日本にやってきたのだった。
オリジナルメンバー4人が参加したのは、最初の2枚のアルバムだけなので、当然、今回のコンサートでは、これら初期の曲が中心に演奏された。
しかし、今回のコンサートで一番意外というかおもしろかったのは、イエスの「ラウンドアバウト」、ELPの「庶民のファンファーレ」、キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」、そしてバグルズの「ラジオスターの悲劇」を各メンバーのソロではなく、4人全員で演奏したことである。(「クリムゾン・キングの宮殿」はジョン・ウェットン在籍時の曲ではないし、おそらくライブでもやっていなかったのではないか?)
昨年、再結成したエイジアの写真を見たときは、ショックを受けたものだ。ジョン・ウェットンがすっかり太ってしまって体型が変わっていたからである。一瞬、ELPのグレッグ・レイクかと思ってしまった。
今回のコンサートは、前から11列目の席とまずまずの席だった。この席から見た限りでは、ジョン・ウェットンの肥満はそれほど気にならなかった。写真で見たショックが大きかったので、実際にはそれほどでもなかったか・・・
カール・パーマーのドラム・ソロは、1970年代のELPの頃(当時実際に見たわけではないが、CDで聴いた)と同じだった。1990年のエイジア来日公演やその後の再結成ELPの来日公演でも見たが、毎度お馴染みのワン・パターン・ドラム・ソロ・・・と言ったら言い過ぎだろうか?