「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン」

30キロ過ぎで一番速く走るマラソン  サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)サブスリーを目指すランナーでもこういう走り方をしている人は少ないだろう。 35km以降ペースダウンすることを考えて、前半貯金を作っておこうと考える人もいるだろう。 私に関しては、イーブンペースが一番と思っていた。 前半に貯金しても、終盤ペースダウンしたら簡単に貯金など使い果たしてしまうからだ。 前半ゆっくり走れば、その分終盤に余裕を残すことになる。 だから、中間地点を1時間29分台で走っていくことが多かった。 終盤もペースダウンしなければサブスリーで走れたし、ペースダウンしたときは3時間を切れなかった。 こういう走り方をしていると、前半はけっこう抜いていく人がいるものの、後半はほとんど抜かれることがなかった。後半ペースを上げる人など本当に少ないのだ。 といったわけで、小出監督の本のタイトルを見て、どうかと思ったものだ。 しかし、私がいい結果を出せたときの記録を見ると、多くの場合、後半にペースが上がっていたのである。 そうしてみると、やっぱり後半でペースを上げる走りが良いというのは正しいようである。 ちなみに、小出監督の本はサブ4・サブ3を達成するための練習法が書かれているようだが、もはや記録を目指していない(フルマラソンも走っていない)私は中身を読んだわけではない。 サブスリー達成のためには長い距離を走るだけでなく、心肺に負荷をかける練習が必要であり、具体的な練習法が書かれているらしいので、記録を目指す人には参考になりそうである。

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