Yes 来日公演2014

こわれもの危機TOKYO DOME CITY HALLで行われたYes来日公演を見に行った。今回のツアーではYes全盛期のアルバム「Fragile」と「Close to the Edge」を完全再現するという内容である。もっとも、この2枚のアルバムを制作したときのメンバーは現在2人しかいない。だから、なぜこのメンバーでこの2枚のアルバムを再現するのか? ちょっと疑問もあるのだが・・・ Yesのライブでは「火の鳥」がオープニングに使われることが多いが、今回はちがった。たしかABWHで来日した際に使われていたのと同じ曲である。 ステージにメンバーが現れると、1曲目は「Close to the Edge」から始まった。 今回のツアーもリード・ヴォーカルはJon Davisonである。Jon Andersonとそっくりの声であまり違和感がないが、それでも・・・やっぱり・・・Yesのリード・ヴォーカルはJon Andersonであってほしい。なんだか、トリビュート・バンドのライブのような気がしてしまう。 今年発表された「Heaven & Earth」から2曲演奏した後、後半は「Fragile」全曲を演奏。Rick Wakemanのソロの曲をGeoff Downesが演奏したり、Bill Brufordの「Five Per Cent for Nothing」をこのメンバーで演奏するというのもなんだかおかしな感じもしなくない。「The Fish (Schindleria Praematurus)」のCris Squireはやっぱりよかったな~ アンコールは「The Yes Album」からお馴染みの2曲で締めくくった。 (Set List) Close the the Edge And You and I Siberian Khatru Believe Again The Game Roundabout Cans and Brahms We Have Heaven South Side of the Sky Five Per Cent for Nothing Long Distance Runaround The Fish (Schindleria Praematurus) Mood for a Day Heart of the Sunrise (Encore) I've Seen All Good People Starship Trooper

低山の紅葉

今の時期、紅葉を楽しむなら低山である。 大山から三峰山、辺室山と歩くことにした。 大山寺の紅葉も見頃の時期だが、紅葉の名所として有名だから休日は観光客で賑わっているだろう。というわけで、ヤビツ峠から登っていくことにした。 暖かいので、半袖のTシャツ一枚で登っていった。 空気はさほど澄んでいなかったが、晴れ渡って、富士山がよく見えた。
丹沢山塊と富士山

丹沢山塊と富士山

続きを読む

畦ヶ丸から丹沢湖へ

西丹沢行きのバスは混んでいたが、その大半は玄倉で降りた。紅葉のシーズンはユーシン方面へ行く人が多い。その分、西丹沢へ行く人は少ないか。 久しぶりに下棚、本棚を見に行くことにしたのだが、下棚まで行ったら、O野さんにバッタリあった。
下棚

下棚

続きを読む

The Endless River

永遠(TOWA)-Deluxe BD Version-(完全生産限定盤)(Blu-ray Disc付)ピンク・フロイドの20年ぶりの新作がリリースされた。国内盤の発売は1週先に延びたようだが、Blu-ray付きの輸入盤を購入した。 新作とはいうものの、今作に収録されているのは20年前の「The Division Bell」のセッションで生まれた楽曲であり、2008年に亡くなったリチャード・ライトも参加している。歌詞付きの曲は最後の1曲のみで、それ以外の曲はすべてインストゥルメンタルである。 このアルバムの評価はちょっと難しい。 普通なら、これまでのアルバムのように売れるような内容ではないとも思うが、20年ぶりの新作であり、これがラスト・アルバムになる。もう、それだけ売れてしまうようである。 イギリスではAMAZON UKの予約枚数新記録を達成したという。

書きたくなかったこと

NHKの世論調査の結果を見ていつも思うことがある。 内閣を支持しない理由として人柄が信頼できないからというのが毎回見られるのだが、他の内閣のときにこんなのあったっけか? これまで政治に関することは書こうと思ったことはない。こんなことを書きたいとは思わなかったが、昨今の風潮はどうにも気になってしかたがない・・・ 某新聞の誤報道を巡っては随分とマスコミを賑わせた。誤報道については、もちろん問題だが、これに関する他のマスコミがこぞって「反日」だとして叩くやり方が気になった。 某NHK経営委員は先日亡くなった某元社民党党首を売国奴と呼んだ。 ネトウヨと呼ばれる人々が無責任なことを言っているのはまだしも、マスコミや社会的な立場のある人間が平気でこういうことを言ってはばからないというのは、随分と危ない世の中になったと感じる。まるで、戦前・戦中を思わせるような風潮ではないか。 そして、某首相は「撃ち方やめ」の各紙の報道に対し、A紙のみを「捏造」だと非難した。 (この人はA紙しか読んでいないのだろうか?) ネトウヨ以外の普通の人からみたら、こんなことを言っても不信をあおるだけではないかと思うのだが、それをあえて言うところに危うさを感じるのだ。 そこで思い出すのがNHKの世論調査で、やはりこういうことから信頼できないと思う人も多いのだろう。