レンズ収差補正

以前、こんな写真を掲載したことがあった。 レンズの性能ゆえ、水平線がぐんにゃりと歪んでしまっている写真である。 EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM という手ブレ補正付きの標準ズームだが、広角側の性能がいまいちと感じていた。 これまでRAWで撮った写真はPhotoshopのCamera Rawで現像していたのだが、Canonのデジカメに付いているDigital Photo Professional(以下、DPPと略す。)もなかなかよいことがわかった。 DPPには、レンズ収差補正という機能があり、Canon純正のレンズの場合、簡単に補正できてしまうのだ。 上の歪んだ水平線も一発で次の写真のとおり水平に補正できた。 ここでは、歪曲を補正したのだが、これ以外にも周辺光量や色収差も簡単に補正できる。 次に色収差補正の例をあげてみる。 この写真の左上隅の部分をピクセル等倍で表示すると、次のようになる。 この写真を見ると、色ズレしてあちこちにマゼンタ(赤紫色)や青緑の部分が目に付く。 DPPで色収差補正したのが次の写真である。 色収差が補正され、マゼンタなどの色ズレはなくなった。 周辺光量補正の実例は省略するが、中心から離れるに従って暗くなってしまうのを補正するというものである。 レンズ収差補正できるのはCanon純正のレンズだけであり、また古いカメラは対応していないが、十分に使える機能であることは確かである。 PhotoshopのCamera Rawにも色収差や周辺光量補正といった機能はあるが、自動で補正することはできないから、DPPでレンズ収差補正するのがよい。 DPPからPhotoshopに転送できるので、DPPで現像した後、Photoshopでカラー補正して完成させるというのが今のところベストな方法だろうか。(Photoshopで自動的にレンズ収差を補正できるようになれば一番なのだが・・・)

寒くなって困ること

昨日、今日とやたらと寒かった。もはや冬の寒さである。 空気は澄んで、丹沢方面もくっきりとよく見えたから、山に登れば眺めも抜群だっただろうが、こんな日はたいがい平日で山に登ることができない。 寒くなって困ることが一つ。 出勤の際、着ていく服が一枚増えるため、通勤ランの際に荷物が増えてしまうことである。 デイパックには入りきらないからといって、手に持って走るというのもな??? 結局、デイパックの外側にくくりつけるような感じで、とりあえずなんとかなることがわかった。あまりいいアイデアとも思えないが、とりあえず普通に走ることができたので、良しとした。

秋の日はつるべ落とし

一年で最も日が短いのが冬至だというのは誰でも知っているが、一年で最も日の入りの時間が早いのがいつだか言い当てられる人は少ないのではないか。 「ランニング登山」(下嶋溪著)に書かれていたが、一年のうちで日の入りが一番早いのは12月6日頃だそうである。そして、11月10日頃と1月1日が大体同じということであり、「秋の日はつるべ落とし」と言うのが、まったく正しいことがわかる。 今の時期、丹沢には多くの登山者が訪れるが、山頂でのんびりしていて、下山中に真っ暗になってしまうというケースも少なくない。 日帰りでもヘッドランプを持参するのは当然だが、やはりこの時期は早め早めの行動が必要である。

新譜到着

雪と氷の旋律今日の帰りがけにエンヤのニュー・アルバム「雪と氷の旋律」を買ってきた。 そして、さっそく聴き始めた。 やっぱり、エンヤの音楽は心地よいな? 国内盤と輸入盤が並んで売られていたが、国内盤が2,580円なのに対して、輸入盤は1,690円だった。 国内盤にボーナストラックがついているわけでもないし、輸入盤のほうがいいかとも思ったが、結局、解説と対訳のついた国内盤を買うことにした。(解説と対訳に900円というのも高いような気もするが・・・)

突拍子もない夢

連日書き込むこともあれば、長いこと書き込みのないこともあるこのブログ。 暇があれば、ちょこちょこ書くけど、他にやることがあるとお休みする・・・そんな風に思ってくだされ。 前回の書き込みの後、レンタルサーバーの設定に関わっている時間がけっこう長かった。 レンタルサーバー上に新たなディレクトリーを作って、今まで使っていたファイルを全部そちらに移すなどという作業も行った。 もっとも、ホームページのURLはまったく変更のないように設定しているから、本人以外にはわかりようのないことである。 しかし、すべてのファイルを別のディレクトリーにアップロードし直したので、あるいはうまく表示されなくなったり、動作しなくなたといった問題が発生している可能性がある。(いちおう注意しながら作業したし、掲示板への投稿もできているようなので、問題ないだろうとは思っているのだが。) レンタルサーバーをいじっていたのは、別サイトのリニューアル作業のためで、ドメインの設定やら何やらで、けっこうつまづいたのだが、だいたいのところはうまくできたので、年内には作業も終わっていることだろう。 さて、話はまったく変わって、今朝方、変な夢を見た。 「タイムショック」というテレビのクイズ番組の夢だった。 なぜか、ここに解答者として田宮二郎が登場した。(田宮二郎は昔この番組の司会者だったが、もうずっと前に自殺してしまったので、夢の中のテレビに登場したのは幽霊ということになる。) 怪しげな心霊特番とかでなく、普通のクイズ番組に幽霊が出るなどという突拍子もない点はこの際置いておくとして・・・ 解答者として登場した故田宮氏の解答中にハプニングが起きた。 問題の途中で突然、(リフトで高いところに上げられていた)解答席が下りてきてしまったのである。 解答席にいたはずの田宮氏の姿はすでになかった。消えてしまったのだ! 突然の出来事に唖然としてしまった。 すごい心霊現象が起きたのだ!・・・って、幽霊が登場している時点ですでにすごいのだけど(^^;) 夢の中だけあって、たいして混乱することもなく番組は続けられたが、次の解答者が解答席に座るのを見て、「おいおい、怖くね?のか!?」と思った。 ここで夢は終わり。 この番組に特別な思い入れはないし、なんでこんな突拍子もない夢を見たのかさっぱりわからない。 しかし、幽霊が出てきて、あんな形のハプニングが起きるなど、私の頭では思いもつかないことを夢に見るというのも不思議なものだと思った。