雲取山は何度か登っているが、いずれも日帰りである。
一泊するなら時間にも余裕がある。というわけで、奥多摩駅を10時55分発のバスに乗っていった。鴨沢到着は11時半頃だった。
朝のうちは晴れていたのに、この頃にはすっかりくもってしまっていた。
バス停からちょっと登っていったところにベンチなどあったので、ここで準備して11時42分にスタート。
丹沢ならともかく、この時間から雲取山に登るというのはちょっとなめていたか?
続々と下山してくる人とすれ違う。
そして、しばらくすると小雪が舞い始めた。予報では晴れでなかったっけ?
たいしたことないだろうと思っていたが、なかなかやまなかった。
鴨沢からのルートの前半はなだらかな登りが続く。日帰りで行っていたときは荷物も少なかったし、走って登ったものである。もちろん、今回は荷物も多いし、登山靴だし、そうもいかない。歩いてみると、これが長い。同じような道が延々と続く。
雪は本降りになってきたので、途中から雨具を着ることにしたが、登りであまり汗をかかないようにけっこう薄着だった。
七ツ石山の南側を巻くようになって、ようやく変化が訪れる。
そして、ブナ坂から石尾根縦走路になるが、ここからは風も受けるようになる。晴れていれば景色もよいのだが、雪で風も吹けば、寒いだけである。
強風に雪煙が上がるところもあった。薄着で登っていたので、寒い。立ち止まったりすれば寒いだけなので、とにかく歩き続ける。小雲取山の登りがきつい。
山頂によらずに巻き道を使って雲取山荘へ行こうかと思ったが、結局、山頂によっていった。本当によっていったというだけで、そのまま雲取山荘へ向かう。
雲取山荘まではけっこう下る。
雲取山荘にたどり着いたときは、心底ホッとした。
こんなだったので、写真は一枚も撮らずに終わった。
大晦日の雲取山荘はすごく混んだらしいが、元日は空いていた。
お正月で樽酒と甘酒のサービスがあった。
部屋は一番広い部屋に8人だった。こたつは暖かいが、部屋は寒い。
昼食をろくに食べずに歩き続けたせいか、しばらく調子が悪かった。夕食もいまいち食欲なく。それでも、夕食後にトイレにいったりしたら、あっさり快復したのだった。
鴨沢(11:42)→ブナ坂(14:06)→雲取山(15:18)→雲取山荘(15:38)
「山行記」カテゴリーアーカイブ
冬の丹沢(ハズレの場合)
冬の丹沢の楽しみと言えば、展望、雪、霧氷が上げられる。
晴天が多く、空気が澄んで富士山や南アルプスなどの展望を楽しめる機会が多い。霧氷はいつでも見られるというものでもないし、お手軽に楽しみたいなら天気のいい日に展望を期待して行くのが確実である。
さて、今回はちょっと迷った。予報では23日の方が良さそうだった。展望を楽しむなら23日の方が良いだろう。でも、昨日は雨だった。山では雪になっていたかもしれない。
朝、晴れてはいたが、ちょっと雲も多いかなといった感じ。でも雲が出ていたなら霧氷がついているかもしれない。
そんなわけで、今日行ってみることにしたのだが・・・
電車から丹沢の山を見ても、白くはなっていなかった。昨日は山も雨だったのだろう。
雲は多く、富士山は見えそうもない。塔ノ岳のあたりも雲がかかっていた。
はたして、霧氷がついているか・・・
というわけで、大倉尾根を登っていったのだが・・・
今朝はあまり冷え込まなかったこともあって、霧氷はついていなかった。
先週のように冷え込んでいたら、きれいに霧氷がついていたかもしれないのだが・・・
塔ノ岳は展望もなしだった。
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塔ノ岳山頂
低山の紅葉
今の時期、紅葉を楽しむなら低山である。
大山から三峰山、辺室山と歩くことにした。
大山寺の紅葉も見頃の時期だが、紅葉の名所として有名だから休日は観光客で賑わっているだろう。というわけで、ヤビツ峠から登っていくことにした。
暖かいので、半袖のTシャツ一枚で登っていった。
空気はさほど澄んでいなかったが、晴れ渡って、富士山がよく見えた。
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丹沢山塊と富士山
畦ヶ丸から丹沢湖へ
西丹沢行きのバスは混んでいたが、その大半は玄倉で降りた。紅葉のシーズンはユーシン方面へ行く人が多い。その分、西丹沢へ行く人は少ないか。
久しぶりに下棚、本棚を見に行くことにしたのだが、下棚まで行ったら、O野さんにバッタリあった。
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下棚
紅葉前線下降中
珍しく大倉尾根を登る。
大倉尾根の中腹からは富士山も見えたが、塔ノ岳の山頂に着いたときはすっかりガスの中で何も見えず。
そのまま、丹沢山へ向かうと雲の外に出て、日も差してきた。
塔ノ岳から先の稜線はすでに紅葉も終わりのようだった。花もそろそろ終わりのようで、塔ノ岳から先ではリンドウもわずかに見られた程度だった。
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マユミの実