10月2日に「EOS 7D」と同時に3本のレンズが発売になった。
個人的にはもともと「EOS 7D」よりもこちらのレンズの方が気になっていた。
3本のレンズとは
EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS
の3本である。
現在、私が使っている標準ズーム「EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM」は2004年発売とあって古く、広角側の画質に関して特に評判の悪いレンズである。リニューアルを待ちわびていた人も多いようだが、今度の「EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM」は広角側の性能が良く、Lレンズ並みと言われるほどだから、かなり期待しているレンズである。ちょっと重くはなるが画質優先で、これは買おうと思っているレンズである。
ただ、「EOS 7D」を買うなら、レンズと別個に買うより一緒に買った方が安いから、どうするか迷っているのである。
「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」はカメラの角度ブレとシフトブレ、ふたつの手ブレを補正するハイブリッドISを搭載している。
今使っているマクロレンズも悪くはないが、どうしても手持ちで撮影すると手ブレで失敗するケースが多い。山へ行くのに三脚など持っていかないから、この新しい手ブレ補正機構を登載したマクロレンズというのは非常に魅力がある。とは言え、高価なLレンズなので、お手軽に買うことはできない。
どうせ、花の季節はもうすぐ終わりだから、今年は様子見で、来年の春以降考えよう。
もう一つの「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」はさほど関心はなかったが、北アルプスなど2泊以上で縦走するような場合、このタイプはお手軽でいいかもしれない。
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気になるカメラ
10月2日に発売になったCanonのデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」が好評のようである。
この秋は「EOS 50D」の後継機「EOS 60D」が登場するという噂もあったが、実際に出てきたのは上位機種の「EOS 7D」だった。
昨年あたりは完全にNikonに負けてると感じていたが、ようやくCanonが巻き返してきたといった感じで、評判が良い。
APS-Cサイズでありながら1800万画素というのはやり過ぎという気もするが、ISO6400まで常用感度となり、高感度の画質が非常に良くなっているから、ほしくなってしまう。
もちろんそれだけでなく、決して「EOS 50D」の後継機ではなく、APS-Cサイズのフラッグシップモデルとして登場したのが歴然としているのだから、ほしくなるのも当然かもしれない。
今回出たのが「EOS 60D」だったら、買おうなどとはまったく考えず、半年後に登場するであろう「EOS Kiss X3」の後継機を楽しみに待つところなのだが、どうやら「EOS 60D」は来年の春になり、「EOS Kiss X3」の後継機は来年秋となりそうである。
そうなると、俄然「EOS 7D」がほしくなってくる。背中を押されれば、あっさりと買ってしまいそうである。
ただ、一つ問題はこのカメラは今使っているカメラよりも大きくて重いことである。
ただでさえ一眼レフは山ではお荷物になるのに、「EOS 7D」は「EOS Kiss」シリーズよりもかなり大きくて重くなるのだ。
もっとも、最近は交換レンズを持って歩くことが多いのだから、何を今さら・・・かもしれないが。
必要以上とも思える高画素化
最近のデジタル一眼レフは1500万画素などと必要以上に高画素化が進んでいるようである。コンパクトデジカメでさえ1000万画素を超えているわけだが、はたして本当にそれだけの高画素を必要としている人がどれだけいるのか?
A3判でプリントするとかいうならわかるが、もしもL判でプリントしているとしたら、まったくオーバースペックもいいところである。(デジタル一眼レフでL判にプリントというのはあまりないかもしれないが、コンパクトデジカメなら十分あり得る。)
フルサイズのデジタル一眼レフが高画素になるのはわかるが、APS-Cサイズのデジタル一眼レフでこれ以上の高画素化はあまり意味がないのではないか?
今後は、高感度での画質向上に期待したいものである。
私のカメラの場合ISO1600ではかなりノイズが多く、参考程度に撮るぐらいだが、ISO3200とかISO6400でもきれいに撮れるようになれば間違いなく買い替えるだろう。
フィルム取り込み作業
何度かオークションに参加したが落札できず、結局、新品を買うことにした。
ネットで安いお店を探して買ったのだが、入金を確認するとすぐさま発送してくれて、注文の2日後には商品が届いた。
で、さっそく使用してみたが、まったく使いやすくてよい。
フィルムスキャナーで取り込んだ画像はそのままでは完成品とはいいがたいので、カラー補正しなければならないが、作業自体はわりと簡単。
(以前、このカラー補正で苦労して、しかもその結果に満足いかなかったのだが、当時はトーンカーブを操作して補正作業を行っていたので、難しくし過ぎていたような気もする。)
Digital ICEもたいへん効果があり、フィルムに傷がついていても、きれいに復元してくれるからありがたい。
そんなわけで、フィルムスキャナー購入後は急ピッチでフィルム取り込み作業にかかった。
これなら、予想よりもかなり早く作業が終わるのではないかと思った。
そして、それによって、ホームページで使用している写真も大幅に追加・差し替えすることになるだろう・・・
と、ここで、ちょっと取り込んだ画像をプリントしてみることにした。
が、印刷結果を見て、ちょっとがっかり。
微妙に色合いが違って見えたり、鮮やかすぎるのでは?と感じられる写真がいくつか・・・
簡単にカラー補正していたが、もう少し丁寧に作業して、試しにプリントしてみてから完成させるようにしたほうがよさそうである。
フィルムスキャナー
デジタル一眼レフが普及し、銀塩カメラを使用する人が少なくなった。また、フラットベッドスキャナーでもフィルムスキャンできるようになった。
そのため、最近はフィルムスキャナーの新製品が発売されず、現行ではニコンの2機種だけが販売されている状況のようである。
フラットベッドスキャナーはかなり安価になったが、フィルムスキャナーはというと全然安くならず、かなり高い買い物になる。しかし、フィルムの読み取りに関しては、フィルム専用だけあって、フラットベッドスキャナーよりも性能が高いことは確かなようである。
そんなわけで、フィルムスキャナーは、今でも、やはり需要はあるようで、オークションではけっこう高値で落札されていることがわかった。
ニコンの「COOLSCAN V ED」は、すでに生産中止となり、新品の在庫もなくなったようだが、オークションでは5~6万円で落札されているようである。
同じくニコンの「SUPERCOOLSCAN 5000 ED」(「COOLSCAN V ED」の上位機種)は、オークションで10万円という高値で落札されているので驚いた。
というのも、この製品は、最安値のお店では11万円ちょっとという価格で販売されているからである。11万ちょっとで新品が買えるのに、10万円で中古品が取引されているのだ。
中古でもこれだけの高値がつくということなら、新品を買っても、不要になったらオークションに出せば、結果的にはそれほど大きな出費にはならずに済むかもしれない。
なお、パソコンや周辺機器の中古買取をしているパソコンショップにおける買取上限金額は、オークションで取引されている額よりもまったく低いので、売るならオークションがよさそうである。