朝の気温は-11℃。さすがに寒い。
日の出を見るなら親不知ノ頭からみるのが一番ということで、登っていった。ちょっと雲があったが、今年も初日の出を見ることができた。
富士山や南アルプスも見えたが、赤く染まらなかったのは残念だった。
御来光を見た後、朝食。
お代わりしたのはよかったが、ちょっと多かったか、食べるのに時間がかかってしまった。かなりのんびりしてしまい、出発が遅くなった。
外に出て、いざ出発という頃になって、カメラの電源が入らず、バッテリーを入れ替えたり、さらには軽アイゼンをつけるのに手間取ったりで、出発時間は8時53分という遅い時間になってしまった。
小屋泊まりなら小金沢連嶺を歩きたいと思っていた。
しかし、天目山温泉に下っても年末年始はバスがなく、東側のハマイバ前まで下ればかろうじて1本バスが出るようだった。
こういう天気の良い日は富士山を眺めながら歩いていきたかったが、思っていた以上に寒かったため、今回はあっさりと下山してしまおうと考えが変わった。出発時間もやたらと遅くなったので、バスの時間に間に合わなくなる可能性もあり、無理はしないほうがいい。
sanpoさんから石丸峠の先のP1957mが展望がよいと聞いたので、そこまで行ってみることにした。
出発前、大菩薩峠から南アルプスがきれいに見えた。
大菩薩峠からは東京スカイツリーや男体山も見えていたようである。
(白峰三山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳)
大菩薩峠から熊沢山へは樹林帯の中の上りである。登山道はアイスバーンである。
登りきると、ちょっと展望が開けて富士山が見えた。
さらに進むと、樹林帯を抜けて笹原の下りとなった。石丸峠の向こうに見えるピークは確かに展望が良さそうである。
(石丸峠~小金沢山の眺め)
石丸峠に下って登り返す。P1957mは眺めが良かった。富士山は小金沢山に隠されてしまうが、南アルプスや奥多摩、丹沢山塊も眺められた。
(奥多摩三山)
(丹沢山塊遠望)
(熊沢山と大菩薩嶺)
そのまま小金沢連嶺を歩いていきたくなったが、出発時間も遅かったので、やっぱり石丸峠から下山することにした。
と、その時、石丸峠から登ってきた人がいた。私が小屋でもたついている間にsanpoさんはもう下山してしまったと思っていたのだが、親不知ノ頭に登っていたということで、実は私の後から来たのだった。それで、一緒に下山することにした。
石丸峠から上日川峠への登山道は歩く人も少ないようだが、富士山が眺められてよいコースだった。途中から樹林帯に入っても樹間に富士山が眺められた。
(シラカバ?ダケカンバ?)
また、一旦車道に出る手前で金峰山が眺められた。金峰山は真っ白で、五丈岩がはっきりと見えた。
(奥の白い山が金峰山)
上日川峠で温度計を見たら-1℃だった。風も収まって暖かいと思ったが、こんなものか。朝の大菩薩峠が-11℃だったから、10℃も違うわけで、暖かいと感じるわけである。
上日川峠からも南アルプスや奥秩父の山並みを眺められた。
(甲武信岳方面の眺め)
上日川峠から先は昨日登ってきた道を下っていった。
大菩薩峠登山口バス停に到着すると、バス停の前にある番屋茶屋でほうとうを食べた。
ちょっとだけ急いで食べ終わると、バスがやって来てタイミングよく帰ることができた。
大菩薩峠→石丸峠→P1957m→石丸峠→上日川峠→裂石(大菩薩峠登山口)
木の葉さん
またまた、明けましておめでとうございます。
大菩薩では寒かったけど、楽しい年越しでしたね。
レポも早かったんですね~
我が家は2日に妹が、3日に子供達が孫を連れて大集合したので、今日ようやく大晦日レポが出来ました。
今年も丹沢の速報・情報を楽しみにさせていただきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
sanpoさん
おめでとうございます。
大菩薩は雪が融けてしまったのには拍子抜けでしたが、天気も良くて、良い年越しでしたね。
今回は休みということもあって、早めにアップできました。
次回以降もこの調子でできるといのですが・・・
それはともかく、今年もよろしくお願いします。