あとは下りなので、汗をかくこともないだろうから、上着を着た。
雷岩からは展望が開けて、富士山がよく見えた。富士山にかかっていた雲もだいぶ取れてきたようだった。
雷岩から先がいいところなのだが、今回はここが一番つらかった。この稜線は風が強くて寒かったのだ。手袋をしていても指先が冷え切ってしまった。なので、のんびりと展望を楽しむどころではない。しかも、足下は凍っていて滑りやすい。相変わらずアイゼン付けずに歩いていたら、親不知ノ頭からの下りで滑って転んでしまった。介山荘の前に人がいるのが見え、転んだのを見られたかな?
そして、ようやく大菩薩峠に到着すると、見たような人がいた。sanpoさんだった。介山荘に来ることはわかっていたが、とっくに来て小屋の中にいるものと思っていたのだ。
大菩薩峠に到着すると、介山荘に入った。介山荘はきれいな山小屋で、あちこちにストーブがつけられていて暖かかった。大部屋ではなくて、小さな部屋がいくつも。大晦日はそれなりに登山者も多いようだが、特に混んではいなかった。
小屋について一息ついていたら、外の気温は-7℃だとか。寒いわけである。あまりの寒さに夕日を見ようとも思わず、小屋の中でくつろぎ、5時から夕食となった。
夕食後、夜景がきれいだというので外に出てみた。
夜景と星空がきれいだった。
西側には甲府方面の夜景が見えた。
こちらはまあ予想していたので驚くこともなかったが、東側には東京・神奈川の夜景が広がっており、こちらはまったく思っても見なかったので驚いた。
介山荘の大晦日は忘年会が行われる。忘年会は7時スタート。消灯は本来9時だが、「10時まで寝ないでください」ときた。(ちなみに1月1日、2日は新年会で同じことをやっているらしい。)
つまみは各自で持ちよるのだが、お酒は飲み放題である。
ビンゴゲームも行われ、賞品は必ずしももらってうれしいものとは限らないとのことだが、とにかく盛り上がる。
私は介山荘オリジナルの靴下が当たってラッキーだった。
日本酒にワインとけっこう飲んだため、夜はぐっすりと眠ってしまった。
大菩薩峠登山口バス停→上日川峠→雷岩→大菩薩嶺→大菩薩峠
はじめまして!
介山荘での年越しに参加しておりました。
多分、ご挨拶も交わしているかと思います。
あの夜のも仕上がりは、本当に楽しかったです。
また、どこかでお会いすることありましたら、よろしくお願いします。
お~~~
あそこにいらっしゃった方ですか。
忘年会は楽しかったですね~
こちらこそよろしくお願いします。