
日の出

日の出
世界的ベストセラーの続編だが、「ミレニアム」3部作の作者は死去しており、この第4部はまったく別の作家による続編である。スティーグ・ラーソンが執筆途中だったという第4部の内容は反映されていない、まったくのオリジナル作品。
ということで、はたしてこの第4部は3部作同様に楽しむことができるのか心配もあった。
が、読み始めると、あっさりと引き込まれて、ページをめくる手が止まらなくなった。
まったく違和感なく読めた。予備知識がなければ、別の作家による作品とは気がつかない可能性も大である。
これなら大方の読者には歓迎されるのだろう。
さて、スティーグ・ラーソンは3部作で一区切りをつけていたが、それでも謎の部分があって、それが第4部以降の展開の鍵となりそうだったが・・・
この第4部の下巻ではその部分に触れられていく。
リスベットの過去が明かされ、宿敵が現れる・・・
「ミレニアム」は、今後、2017年に第5部、2019年に第6部の刊行が予定されているということで、待ち遠しい。
2013年11月8日のU.K.特別公演を収録したBlu-rayが発売になった。この特別公演は私も実際に見に行ったのだが、当日、映像の収録が行われるということで、長らく発売を待っていたものである。
昨年、通販限定でボックスセットが発売になったが、値段はなんと16,000円(消費税別)。通常盤が発売されるらしいから、待っていたのだが、一向に発売されず・・・
もう発売しないのかと思っていたら、今頃になって発売になった。
そんなわけで、Blu-ray+2CDのセットを購入した。
Blu-rayとCDどちらも完全収録である。
当日のライブはファースト・アルバムとセカンド・アルバムを収録順に完全に再現するものだった。
この映像作品では、4人の演奏を間近で撮った映像を見られるのがうれしい。けっこう多くのカメラを使用しているようで、ステージ上から見下ろした映像もあった。
これは素晴らしい~
2011年のライブは完全収録ではなかったし、DVDだから、今回のBlu-rayがあればもういらないか?
と思ったが、2011年のライブでは「Starless」や「One More Red Nightmare」といったKing Crimsonの曲を演奏しており、やっぱりこちらも捨てがたいところがある。 
蛭ヶ岳~丹沢山