

ラングドンシリーズの第4作が発売になったので、さっそく読んだ。
病院で目を覚ましたラングドンは頭部を負傷しているが、2日間の記憶を失っており、自分がなぜフィレンツェにいるかもわからないという状況でスタートする。しかも、謎の襲撃を受け、わけがわからないままに逃走することになる。
最初から波乱に満ちたストーリー展開である。
ダンテの「神曲 地獄篇」に導かれながら、フィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールと舞台を移しつつ、多くの歴史的建造物や美術品が登場するのは「天使と悪魔」や「ダ・ヴィンチ・コード」と同様である。
「インフェルノ」で問題となるのは人口爆発である。
1900年に約16億5000万人だった世界総人口は2000年には約61億人に達し、2050年には90億人を突破する見込みという。(Wikipediaより)
(この先、ちょっとネタバレ・・・というほどでもないか?)
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