隧道か洞門か?

玄倉林道で現在通行止めとなっている第2隧道は普通「青崩隧道」と呼ばれている。 ところが、インターネットで調べたりすると、ときどき「青崩洞門」と書かれていて、「それは違うんでないの?」と思うことがある。 隧道とはトンネルのことだが、洞門と隧道は同じではないだろう? 丹沢のあちこちに隧道や洞門があるが、この2つははっきりと使い分けられているはずである。 すなわち、洞門という用語が使われているのは、落石から道路を守るために道路の上に屋根を作られた、片側が開いたトンネルのようなところである。 隧道と洞門が混同されている理由はわかっている。 青崩隧道の前後には洞門があり、玄倉川の洞門の入口にはしっかりと「青崩洞門」と記されているからである。 これを見たら、あのトンネルが「青崩洞門」だと勘違いしても不思議はない。 しかし、あくまでも「青崩洞門」はトンネルの手前まででなければならないはずだ。 なお、青崩隧道の手前、道路脇には「青崩隧道」と書かれた標柱も立っている。

遅延による特急料金の払い戻し

JRの特急料金は、2時間以上遅延した場合、払い戻しになるらしい。 7日の朝、富山に到着した「北陸」は3時間50分の遅れということだったから、当然、払い戻しの対象となっていたようだ。 そんなこと知らなかったし、車内放送もなかったから、改札で「乗車記念」のスタンプを押してもらって、そのまま出てきてしまった。 どうりで、改札横の窓口に並んでいる人たちがいたわけだ。 まあ、気がつかなかった私がバカだったのだが、知らない人が損するってどうなんでしょう?

北アルプス・富山県側のへのアクセス

北アルプスも長野県側ならば、特急「あずさ」のほかに夜行の「ムーンライト信州」もあるから、行きやすくていい。 しかし、富山県側となると、どうにも行きづらい。 鉄道を利用するにも、やたらと遠くなるから、早朝出発しても夕方までに稜線上の山小屋に到達できるかどうかあやういものである。 夜行高速バスで眠れる人はいいが、私にはまず無理だろうから、なるべく夜行バスは使いたくない。それに夜行高速バスの場合、事前に予約してお金を払い込んでおかなければならないから、天気予報を見て直前に変更というわけにもいかなくなる。 扇沢から立山・黒部アルペンルートで室堂まで行き、そこから薬師・黒部五郎方面へ縦走するということも考えた。しかし、具体的に検討してみると、思っていたよりも長いルートで、かなりきつい日程になりそうだから、思い切りがつかない。 それで、夜行列車でもないかな?と思って調べてみたら、2つもあることがわかった。 急行「能登」と寝台特急「北陸」である。 どちらも11時過ぎに上野を出発して、翌朝5時半過ぎに富山に到着する。これなら、朝のうちに折立に着くから、一日目から思いきり歩くことができる。 これなら行けるじゃん!?