第50回記念青梅マラソン

穏やかな天候のもと、第50回記念青梅マラソンが開催された。 1年ぶりのレースであり、レース用のシューズを履くのも1年ぶりということになる。長いことレース用シューズとなっているアシックスのスカイセンサーJAPANのやわらかな履き心地が好きである。非常にクッションが効いていて着地がやわらか。最近は、年1回しかレースに出ないから、長持ちしていてまだまだ使えそうである。 ナンバーカードは3000番台だったため、スタートラインを通過するのに1分半以上かかった。スタートラインを通過しても、しばらくはごった返していて自分のペースで走れない。しかし、徐々にばらけていくと、普通に走っていった。 今年は昨年よりも練習量が少なかったので、タイムの方も期待できないから、それなりのペースで走っていった。2時間20分で走るのは無理だろうが、2時間30分以内では走れるだろうと思ったが、そのとおりの結果になった。 記録速報には5kmごとのタイムと順位が載っていた。 5km地点では1800番台で走っていたが、少しずつ順位を上げていき、1500番台でゴールしていた。 今年も高橋尚子さんが20kmの手前でコース上に立っていて、続々と走ってくるランナーとハイタッチしていた。ランナーが密集しているとハイタッチしたくてもできない可能性があるが、このあたりまで来ると、けっこうばらけていたのでハイタッチできた。 練習不足のせいか、終盤は脹ら脛が張ってきたが、5kmごとの順位を見れば、最後まで順位を上げていったので、悪くはなかった。 たいした練習もしていないから、無理せず、気持ちよく走って、そこそこのタイムでゴール。今更自己ベスト更新など望むべくもないので、こういう走り方でいいかなと思うものの、練習さえすれば、もうちょっと速く走ることだってまだまだできるはずとも思う。以前のように練習会でもやってくれるといいのだが、一人ではちょっと無理かな。

めざせ、青梅!

来年2月の青梅マラソンは50回の記念大会となる。 記念大会とあっては、30km走るしかないと思っていた。 青梅マラソンの申し込みは、以前は8月に往復葉書で申し込み、抽選で参加が決まると参加料を振り込むようになっていた。その後、申し込み時期が遅くなり、近年はインターネットで申し込みできるようになっていたのだが・・・ 申し込みの時期を忘れていた。 10月に入ってから、そういえば青梅マラソンのエントリーの時期だったと思い出して、青梅マラソンのサイトを見たら・・・すでに申し込みの時期は過ぎていた。 バカで~! しかし、参加料を振り込まなかった人もいるので、二次募集を行うということだった。二次募集の受付には間に合って、申し込んだのだが、抽選に当たる確率は低いだろうと思った。 二次募集にどれくらいの申し込みがあったのかわからないし、募集人数もわからないが、とにかく当選した。(ホッと安堵) そして、参加料を振り込んだが、30キロの部の参加料はなんと7,000円だった。 昨年までは5,000円だったのに2,000円も値上がりしたのには驚いた。 東京マラソンが始まって以降、マラソンの参加料のインフレが著しい。 東京マラソンの10,000円には驚いたものだが、他の大会も追随しているのだろうか。 ところで、今年の青梅マラソンではチャリティープレミアムエントリーというのがあり、10月初旬に青梅マラソンのサイトを見て申し込み損ねたとわかった時点では、まだ受付していた。30,000円払えば優先的にエントリーできて、特典もあるのだが、さすがに高くて申し込む気にはならなかった。 東京マラソンを倣ったのだろうか。 東京マラソンは申し込みが多くて、なかなか抽選に当たらず、一度は出てみたいと思う人も多いのだろう。そういう人たちに10万出せば走れるというのは、なんだか阿漕なことやってる・・・ようにも思えてしまう。 一般の市民ランナーがなかなか出られないのに、芸能人はなんだか優遇されているようで、毎年出ていたりすると、なんだかな~と思ってしまう。

第49回青梅マラソン

30kmの部に参加した。 今シーズンは20km以上走ることが一度もなかったので、記録などまったく期待できるわけもなかった。とはいえ、それなりの走りをしようと思って臨んだ。 練習量の割りにはよく走れたような気がする。 ナンバーカードは3000番台だった。 スタートラインを通過するのに1分半ちょっとかかったようである。 1kmを過ぎ、青梅街道に出るとなんとか普通に走れるようになり・・・ 記録速報を見ると、5kmの総合順位は1400番台で、その後少しずつ順位を上げていき、1100番台でゴールした。 練習不足もあって、終盤は脹ら脛がつりそうで、ちょっと危なっかしかったが、なんとか走り切れた。 以前の記録と比べてしまえば、情けないものだが、今回の練習量を考えれば、まだまだ走れるではないか、といった内容である。 ところで、20kmの少し手前で、女の人が沿道ではなく、コースの真ん中で応援しているので、びっくりして見れば、なんと高橋尚子さんではないか! もちろん、笑顔でハイタッチしていった。こんな応援をしてくれるのも高橋尚子さんならでは、というか、こんなことをできる人は他にはいないか?

「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン」

30キロ過ぎで一番速く走るマラソン  サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)サブスリーを目指すランナーでもこういう走り方をしている人は少ないだろう。 35km以降ペースダウンすることを考えて、前半貯金を作っておこうと考える人もいるだろう。 私に関しては、イーブンペースが一番と思っていた。 前半に貯金しても、終盤ペースダウンしたら簡単に貯金など使い果たしてしまうからだ。 前半ゆっくり走れば、その分終盤に余裕を残すことになる。 だから、中間地点を1時間29分台で走っていくことが多かった。 終盤もペースダウンしなければサブスリーで走れたし、ペースダウンしたときは3時間を切れなかった。 こういう走り方をしていると、前半はけっこう抜いていく人がいるものの、後半はほとんど抜かれることがなかった。後半ペースを上げる人など本当に少ないのだ。 といったわけで、小出監督の本のタイトルを見て、どうかと思ったものだ。 しかし、私がいい結果を出せたときの記録を見ると、多くの場合、後半にペースが上がっていたのである。 そうしてみると、やっぱり後半でペースを上げる走りが良いというのは正しいようである。 ちなみに、小出監督の本はサブ4・サブ3を達成するための練習法が書かれているようだが、もはや記録を目指していない(フルマラソンも走っていない)私は中身を読んだわけではない。 サブスリー達成のためには長い距離を走るだけでなく、心肺に負荷をかける練習が必要であり、具体的な練習法が書かれているらしいので、記録を目指す人には参考になりそうである。

ランニングウォッチ

立山で一度リセットされてしまった時計は、その後も動いていたが、電池の寿命と思われた。ライトがつかなくなったし、電池の寿命なら早いところ交換したい。それで、ちょっといじっていたら、何も表示しなくなったので、電池交換に行ったのだが・・・ 電池を交換しても時計は動かなかった。 そこで新しい時計を買うことにした。 これまで使っていた時計はペースセンサーが内蔵されていて、1分あたりの歩数(ピッチ)を表示し、歩幅をセットしておけば、おおまかな走行距離も表示するというものだった。(歩幅は走るペースによって変わってくるので、正確な距離がわかるわけではなかった。) 個人的には走りながらリアルタイムでピッチを確認できるので大いに役に立っていた。 レースではスタート時に周囲に引っ張られてオーバーペースで走ってしまうことがある。1kmごとに距離表示がある大会なら、早い時点で自分本来のペースに落ち着かせることもできるが、距離表示は5kmごとという大会が多い。しかし、5km走って初めてオーバーペースに気づいてペースを修正するのでは遅いのだ。 レースや練習時のデータを蓄積しておくと、レースでどの程度のピッチで走ればいいかというのがわかる。そして、スタート直後はピッチを確認しながら走ることによって、目標に合わせた最適なペースで走っていくことができたのだった。 今もペースセンサー内臓の時計はあるようだが、今回ほしいと思った時計にはペースセンサーはついていなかった。しかし、サブスリーを目指しているわけではなく、それどころかフルマラソンを走る予定もないので、まあいいかと思った。 [カシオ]CASIO 腕時計 PHYS フィズ タフソーラー 電波時計 MULTIBAND 6 STW-1000-1JFそして、今回購入した時計は電池交換も時刻合わせも必要のないソーラー+電波時計である。ラップメモリーは30本から120本に大幅に増えた。(30本でも十分だとは思うが。) これはいい! と思ったのだが・・・ 当然できると思っていた目標タイムのセットができなくなっていた。 レースでは5kmごとの目標タイムを設定して走るものであり、これまでは、5kmごとの目標タイムにアラームを鳴らしていた。基本的な機能だと思っていたのだが、最新の時計でそれができないとは思いもしなかった。今はもうレースといっても青梅マラソンを走るぐらいのものなので、ほとんど問題はないのだが、この機能がついていないのが意外にも思えた。